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 細胞分裂の発生と分化

 発生と分化

@ 細胞の分化とは

 鶏卵は巨大な1個の卵細胞で、それが受精卵ならば3週間でヒヨコになる。ヒトの受精卵は、着床して10か月で赤ちゃんになる。これらは、すべて細胞分裂によるといっても、同じ細胞が何億とできるのではない。

 分裂しながら、神経細胞・筋細胞・皮膚の表皮細胞などの各種の細胞ができるのである。これを細胞の分化という。

A 分化とは細胞が専門化すること

 細胞が、それぞれの働きに応じて形も構造も特殊化し、専門化することを分化といい、同じ専門の集まりを組織という。

● 結合組織細胞
 細胞が分裂していくうちに、細胞と細胞のあいだには間物質がつくられる。結合組織細胞は、たくさんの長いねばねばした線維をつくる。煮ればにかわになる物質である。細胞の周囲を包んだり、組織をつなぐ役目をする。
 
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● 骨細胞
 からだじゅうから多くの突起を出し、なかまの細胞と手をにぎる。そして細胞と細胞のあいだには、かたい骨質を分泌する。自分で作ったコンクリートに埋め込まれた形であり、血管と連絡するなかまの細胞から、栄養を受け取る。

● 神経細胞
 刺激に敏感で、これを伝える性質がある。

● 筋細胞
 収縮専門となる。

 細胞の死

@ 1〜10日で1回の分裂


 成長が止まってからも分裂するのは、「あか」となって脱落する表皮細胞だけではない。神経と筋以外のすべての細胞は分裂する。大部分の細胞が、1〜10日で1回分裂する。

A 死ぬ細胞と生き残る細胞

 分裂した新しい2個の細胞のうち、1個は分化して専門の仕事をし、やがて死んでいく。他の1個は、次の分裂のために残る。2個の細胞のうち、1個が死んでいくことが、がん細胞との大きな違いである。

 がん細胞は分化せず2個とも、また分裂し、倍々に増えていく。恐ろしいわけがここにある。

B 細胞の老化と死

 分裂しない神経細胞には老化がおこって、その働きはおとろえていく。他の細胞は、本来ならば無限に分裂を繰り返して生きられるものであるが、全体の調和がみだれ、その影響を受けて、やがて個体の死とともに、巻き添えを食って死んでいく。
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