生命の神秘 細胞分裂のしかた

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染色体 核



 

 細胞分裂のしかた
 
 細胞分裂とは、1個の細胞が、まったく同じ2個の細胞になることである。分裂するとき、細胞内では次のような変化が起こる。

@ 染色体の出現

 分裂がはじまろうとするとき、核の中には大きな変化が起こる。まず核小体が消え、透明な核形質の中に糸状のものがあらわれる。これを染色体という。

A 染色体の変化

 染色体の数は、生物の種類によって、正確に一定している。ヒトは46本、ハツカネズミは40本、アサガオ30本、イネ24本。その染色体には、生物それぞれに固有な遺伝の青写真が入っている。分裂のとき、染色体は2倍になる。青写真のまったく同じものが、2部つくられるわけである。

B 新しい細胞の誕生

 核のなかの中心小体が左右に分かれ、紡錘糸という糸を染色体にくっつけて引っ張ると、ヒトでは、46本ずつが左右に分けられる。細胞が中央でくびれ、新しい2個の細胞が誕生する。もとのものと全く同じ細胞が、2個できるわけである。

 細胞の特殊な分裂ー減数分裂
 
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 母の卵子、父の精子が46本ずつ染色体を持って合体すれば、受精卵は92本の染色体をもつ。これでは、怪物が生まれることになる。ところが、卵子、精子は途中、減数分裂といって、染色体が半減されるからくりを受ける。

 このような生殖細胞だけが行なう特殊な分裂を成熟分裂といい、卵子と精子は、おのおの普通の分裂と、1回の減数分裂を行なう。

⇒ 細胞分裂の発生と分化

 




 

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