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細胞膜 核



 

 細胞

 細胞をつつむ膜ー細胞膜
 
@ 細胞の袋(細胞膜)の厚さは、電子顕微鏡ではじめて見えるほどのうすいもの。植物細胞には、袋の外側に壁がある。コルクは、その壁がとくに厚くなったものである。

A 細胞膜はうすいが、ここは細胞の内外を仕切る重要な関所。必要な物質は取り込み、不要なものは通さない。細胞内の老廃物は、ここを通って捨て去られる。シャボン玉よりやや厚いという程度の膜が、生きて働いている。

 細胞の総司令部ー核

@ 細胞をさらに拡大してみると、中央に1個のまるいものが見える。文字どおり細胞の中核で、総司令部と考えられる。

A 核の内部には、さらに小さな核小体(仁)と、そのあいだをうめる核形質(核液)がある。細胞が生きて働くための命令や、遺伝に関するいっさいの情報は、この核の中にある。

 細胞内の工場地帯ー細胞質

 細胞膜と核のあいだを満たすものがコロイド状の細胞質である。特殊な顕微鏡や染色方法によって、この中にはさらに次のようなものがみられる。
 
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@ 中心小体

 核のそばのかがやく星のようなもの。細胞分裂のとき、二つに分かれ、染色体を引っ張って左右に折半する。

A ミトコンドリア

 糸状のものや、粒状のもので、多数みられる。ミミズのように動きまわる。呼吸酵素をはじめ、おびただしい種類の酵素をたくわえた、細胞工場の中枢部といえる。

B ゴルジー体

 分泌物などの仕上げ工場であり、排泄器官の働きをしているとも考えられる。

C 小胞体

 電子顕微鏡で、初めて見つけられたうすい袋で、これが何枚もかさなっている。タンパク質を合成する重要な工場。

D その他

 細胞内の老巧化したものなどを溶かす酵素を入れた小さな粒など、ほかにも多くのものがある。このように、細胞質は、重要な役割を持つ工場の群集する工場地帯といえよう。

 細胞は分裂をくりかえす

@ 分裂して倍々に増える


 ヒトのからだも、鳥も虫も、数多くの細胞の集まりである。しかも、これらの生物は1個の卵細胞と1個の精子が合体した受精卵からはじまる。卵細胞は分裂して、2,4,8,16と倍々になって、ヒトであれば10か月で赤ちゃんになる。

 植物でも、種をまけば芽がで、みるみるうちに緑の茎や葉が出て、花が咲く。これも細胞分裂によるものである。

A 新旧細胞は交代する

 成長の終わったおとなの体内でも、毎日、無数の細胞が分裂し、新しい細胞が古い細胞にとってかわる。あかやふけは、表皮の死んだ細胞である。

 細胞分裂のしかた
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