生命の神秘 遺伝

私たちのからだと健康
TOP > 生命の神秘 > 遺伝ー親から子へ

遺伝 親と子



 

 遺伝―親から子へ

 親から子への「設計図」の伝達

 ヒトからはヒトが生まれ、サルからはサルが生まれる。あたりまえのことではあるが、考えてみると、これほど不思議なことはない。

@ 設計図にしたがった細胞の分化によって

 ヒトでもサルでも、個体の発生は受精から始まる。受精卵は、2個、4個、8個というように、いくども分裂を繰り返すうちに、細胞のあいだに、かたちとはたらきの分化が起こり、顔・手足・胴体・内臓ができて、しだいに親に似た胎児になっていく。

A 設計図の役をする「ある物質」

 この不思議なからくりは、精子と卵子の中に潜んでいる「ある物質」が受精卵に伝えられ、親に似た個体を作り上げる設計図のはたらきをするからである。

 「ある物質」とは遺伝物質

 受精卵に伝えられる「ある物質」のことを遺伝物質という。その実体は、核のなかの染色体で、細胞分裂にともなって規則正しく複製されていく。
 
スポンサードリンク
A 常染色体と性染色体

 ヒトの染色体は合計46本あり、22対の常染色体と1対の性染色体からなっている。

B 男と女の染色体

 性染色体は男女でちがっていて、男では中くらいの長さのX染色体と短いY染色体であるが女ではX染色体が2本ある。

C 相同染色体

 ついになっている染色体は相同染色体と呼ばれ、その一方は父から、他方は母から由来したものである。

D 染色体の数と減数分裂

 染色体の数は、身体のどの部分の細胞を取ってみても46本あるが、性腺(精巣と卵巣)で生殖細胞がつくられるときに、減数分裂によって半減する。つまり、父母の持っている設計図のうち、子に配分されるのは、いつもその半分である。

スポンサードリンク
 




 

Copyright (C)  私たちのからだと健康 All Rights Reserved