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シナプス てんかん発作



 

 正常な精神活動

 てんかんはなぜ起こるか

@ 脳細胞は、たくさんのシナプスによって、まわりの細胞からのはたらきかけを受けているが、もし、まわりからのはたらきかけが、すべてその脳細胞の活動を強めるようなものであると、複雑に連絡しているたくさんの脳細胞は、瞬時に全部同じような活動状態に巻き込まれてしまう。

A こうなると、脳細胞の組み合わせの違いによって、いろいろな精神がつくりだされることができなくなり、脳細胞は力強く活動しているくせに、精神活動のまったくなくなった意識喪失の状態になる。これがてんかんの発作で、興奮してみさかいのつかなくなった時も、これに近い状態となる。

 興奮と抑制のシナプス

@ 健全な脳では、てんかん発作は起こらない。それは脳細胞をたがいに連絡する2種類のシナプスがあるためである。一つは興奮(プラス)のシナプスで、相手の脳細胞の活動を強めるようにはたらきかける伝達物質を出すものであり、もう一つは相手の活動を弱めるようにはたらく伝達物質をだす抑制(マイナス)のシナプスである。
 
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A 一つの脳細胞へ働きかけるシナプスのうちで、抑制のシナプスのほうが数が多いときには、その脳細胞は活動しないことになる。この仕組みがあるからこそ、わたしたちはてんかん発作を起こさずに、正常な精神活動を行うことができるのである。

B 脳のはたらきには、興奮のシナプスよりも抑制のシナプスのほうが、より大切な役目をしているわけであるが、両方のシナプスの形の上での違いや、伝達物質の違いなどについては、まだよくわかっていない。

 脳の進化

 




 

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