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夢 夢は願望



 

 夢は過去の体験

@ 夢は、自分がかつて経験したものでないとよみがえってこない。

A 子どものころの夢、青春時代の夢は出てくるが、自分が老人になった姿は決してあらわれない。

B かつて経験したことで、すっかり忘れ去られてしまっていたことがまざまざとあらわれることがある。また、見たことも聞いたこともない夢を見ることもある。しかし、その内容は、知らず知らずのうちに体験として意識の下にうずもれていたものがあらわれたのであろう。

 夢は願望のあらわれである

@ 恋人のことを思いこがれていると、じっさいに夢で出会ったりする。日ごろ、望んだり願ったりしていることが、夢にあらわれることが多い。

A 願望で代表的なものは、食と性にまつわるもので、これらはごく素朴な願望のあらわれである。しかし、不思議なことに夢のなかで願望が満たされることは少なく、途中で内容が変化したり、覚めてしまうことが多い。

 夢には一貫性がない

@ 夢の内容は、全体的に見て連続性や論理性がなく、支離滅裂になっているのが特徴である。

A 夢ではイメージの輪郭がおぼろげになり動揺しやすい。机の上の本がいつの間にか時計になっていたり、その机が消えてしまったりする。

B 感情と観念が別々に変化したり自己意識がうすれる。ライオンがそばにいてもこわくなかったり、立ち木が自分であったり、それがまた他人に変わったりする。
 
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C 日常生活で受けている常識的な制約がうすれる。時間、空間の関係がばらばらになり、子どものときの自分と現在の友人が話をしたりする。

D 夢を見ているとき、つまり逆説睡眠のときは、大脳皮質の活動がたかまっているといっても、目覚めているときのように、はっきりと意識のある状態ではない。したがって刺激によってひき起こされる過去の体験や印象も、断片的であり、おぼろげなものとなる。夢が非合理に満ちている理由であろう。

⇒ 夢にも倫理規定がある
 




 

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