脳のはたらき 意識をささえる仕組み

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意識 脳幹



 

 意識をささえる仕組み

@ 意識は脳と関係がある

 むかしは意識は心臓とか血液のなかに宿るというようなことが考えられた。なるほど心臓が止まったり、出血によって血液がたくさん失われれば意識はなくなる。しかし、これは心臓や血液のはたらきが失われたために、からだの臓器が正常なはたらきをしなくなった結果おこったのである。

 からだの臓器のなかで、意識のはたらきと直接の関係をもっているのは脳である。これは脳に入っていく血管のなかに、脳のはたらきをマヒさせるような薬を注射すれば、すぐに気を失ってしまうことからもわかる。

A 脳波と意識

 意識と脳の働きとのあいだに、密接な関係があることは、脳波を見ればよくわかる。意識のはたらきがおかされると、これとともに脳波にも変化が起こる。

B 脳の活動水準

 脳波に変化が起こるということは、意識のはたらきが正常に行われるためには、脳がある活動状態をたもっていなくてはならないとこをしめしている。これを脳の「活動水準」とよぶとすると、脳がある活動水準にあることが、意識のはたらきが正常に行われるための前提条件である。
 
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C 脳幹にある「意識のしくみ」

 脳の活動水準の変化については、動物を使って研究することができる。今日までに行われたたくさんの動物実験の結果、脳のなかでも、とくに間脳から延髄におよぶ脳幹の部分に、脳の活動水準を上げたり下げたりすることと密接な関係をもつ場所があることが分かってきた。

 またこの部分はぎゃくに大脳皮質からも調節を受けている。人間においても、おそらくこれと似た機構があるものと思われる。

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