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 無意識とは

@ ぼんやりした体験

 わたしたちは日常の会話のなかで、「無意識のうちに」あることをしてしまったということばを使うことがある。これは、ほかのことに注意が向いていて、その行為自体は、ぼんやりとしか体験されていなかったという意味である。

A 病気による「無意識」


 頭のけがや、おもい脳の病気のために、外から呼んだりつついたりしても、なんの反応もないときにも「無意識」の状態が続いたといわれることがある。この場合には、完全に意識を失っている(昏睡)こともあるし、ほかの種類の意識障害をおこしていることもある。

 フロイトの無意識の世界

@ 「無意識」ということばは、ほかの意味にもつかわれる。精神分析学の開祖ともいうべきフロイト(1856〜1939)は、人の心のうち、自分で意識しているのは、海に浮かぶ氷山の海面よりも上に出ている一部分にすぎず、心には自分自身でも意識しない広い世界があると考えた。

 小さいころに経験したある感情的な体験が、心の奥深くに宿っていて、現在の自分にも影響を及ぼすというのである。
 
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A わたしたちが前に経験したことのなかには、現在は意識されていなくても注意を向ければわりあいに簡単に思い出されるようなものがある。

 フロイトによれば、こういうものは「前意識の世界」にあるものであるが、これとは違い、ふつうにはたやすく意識にのぼすことのできない世界がある。これが「無意識の世界」であるという。

B フロイトのこの考え方は、今日の医学にも強い影響を及ぼしており、ことにノイローゼの発病のしくみを考えるときには、しばしば問題にされることである。


⇒ 意識をささえる仕組み

 




 

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