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脳波 異常脳波



 

 脳波の効用

 脳波でなにが分かるか

@ てんかんの診断

 てんかん発作を起こしているときの脳波は、だれが見てもわかるような特異な型が出る。実際にてんかんが起こっていなくても、健康な人の脳波にみられない異常脳波を出しているため、それを手がかりに正確に診断できる。

A 脳腫瘍・脳出血・脳外傷の診断

 左右の大脳半球で対称点の脳波を比べると、左右の型に違いがあったり、病気のある脳部位のまわりで脳波の型が急に変ってくる。これを手がかりにして病気の部位を決め、手術の目安をつける。
 
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B 精神病の診断

 意識障害、精神薄弱、性格異常、精神分裂症などについて、臨床脳波の研究がさかんに進められている。しかし、これらの病気では脳波だけで確実な診断の決め手となるところまでは、まだいっていない。

C 精神機能の解明

 動物の脳波を目安にして、心のからくりの研究を進めることができる。脳波の型の移り変わりから動物の意識状態の変化を客観的に知ることができる。脳波の発見によって心のはたらきを科学的に扱うことができるようになったのである。

 脳波の実用的応用

@ 脳波は臨床医学の面だけでなく、工学的な応用面もいろいろ考案されている。脳波の型の変化を目安にして、麻酔の深さを自動的に調節する機械は、その一つの応用例である。

A アメリカでは、自動車の運転手の居眠り防止に脳波を使うという試みが行なわれている。運転手が眠気をもようすと徐波が出る。徐波が出るとブザーがけたたましくなるという方法で、原理的には可能である。

B 脳波の型を分析して、精神疲労に利用しようという研究もおこなわれている。このアイデアが成功すれば、いままでの想定法よりはずっと正しい精神疲労の測定ができると思われる。
 
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⇒ 意識

 




 

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