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反射 感覚神経



 

 反射とは

 反射は刺激に対する適応能力である。反射には意志は参加しない。反射とは、わたしたちの日常生活で、いつも見られる現象である。食物を口に入れると、自然につばが出る。生まれたばかりの赤ちゃんが、教えられなくても、乳首を口に入れてやるとそれを吸って乳を飲み込む。

 眠っているときに蚊に刺されると、無意識のうちに手を動かして蚊を追い払う。これらはみな反射である。

 反射には大脳皮質は関係しない。

@ ふつう、目・耳・皮膚などの感覚器が刺激されると、興奮し、それが感覚神経のなかを信号となって、大脳皮質へつたえられる。この大脳皮質は物を見分け、判断をし手足を動かすような高等なはたらきをするが、この大脳皮質から今度は運動神経をつたわって適当な命令が筋肉に送られ、手足が目的にかなった動きをするわけである。

A ところが感覚器に刺激が与えられたとき、無意識のうちに、すぐ手足の運動とか、唾液や汗の分泌が起こることがある。つまり、感覚の信号が感覚神経(知覚神経)をつたわり、大脳皮質までいかない途中で、運動神経や自律神経へ移って、筋肉や唾液線などに達し、大脳皮質のはたらきが加わっていないものもある。これを反射という。
 
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● 食物を口に入れるとつばが出るのは、いちいち脳からの命令によって、行われているのではない。また「新しい大脳皮質」の発達していない生まれたばかりの赤ちゃんが乳首を口に入れてやるとそれを吸い、乳をのむことができるのをみても、反射には大脳皮質が関係していないことが分かる。

B 多くのばあい、感覚神経は、脊髄や脳のなかで枝を出していて、信号は同時に大脳皮質にも伝えられるため、刺激されたことは結局わかるわけであるが、反射は本来、知覚とは無関係に起こる現象であるのが特徴である。

⇒ 反射の種類
 




 

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