脳の働き 言葉 |
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言葉の学習 大脳皮質の言語野(そこにある神経細胞)は、先天的にあるべきものであるが、出生直後に働いていない。言語活動は学習とともに行われる。始めは、いわゆる喃語(なんご)を発する程度であるが、反復練習の結果、音韻どおりの言葉を発するようになる。 言葉の学習は、音韻どおりの発音を覚えるだけでなく、言葉の意味の理解や表現もそれに並行している。最初は、言葉の意味の理解や表現も辞書にあるような意味として覚えるわけでもなく、また文として整った形で理解し表現するわけではないが、しだいに一定の言葉が、一定のものごとを指示し叙述することを覚えるようになる。この間に命名期があり物の名前を知りたがる時期がある。 言語野の働きは、文字の読み書きの学習にも関係しているが、これには言語野以外の他の領域も関係している。文字の読みには、視覚的に形をつかむという要因があるし、文字を書くには書写という、形を構成するという要因が加わっている。日本語の場合には漢字の学習において、これらの音声言語以外の要因を無視できない。 ● 失語症 言語野が病気でおかされたり損傷を受けたとき、失語症といわれる状態になり、言葉の音韻や意味に関して複雑な障害をおこす。そのさい、表音文字であるかなについては読み書きに障害がおこるが、表意文字(漢字)についてはさほどではない。大脳の後頭葉前部と頭頂葉後部が限局しておかされると、失語症をともなわない失読症が起こる。 言語野は、大脳皮質の他の領域と密接な関係をもち、言語機能は他の領域の代表する知的な機能と密接な関係をもちながら発達する。したがって言葉の学習能力は、知能の発達と切り離しては考えられない。 ⇒ 利き手と利き脳 |
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