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快と不快 気分と情動



 

 感情とは

 感情は、感覚や意欲と違って、自分自身の内部でいとなまれる受動的なはたらきである。日常あの人は感情的なひとだなどと否定的な意味で用いられることが多いが、実は感情は、人間が生きていくためにひろく必要なはたらきであり、この適切な調節は、すこやかな精神活動にとって非常に重要である。

 感情の種類

@ 快と不快


 感情の分類にあたって対立的性質で取り上げると、多くが「快ー不快」の系列のなかに組み入れられ、ことに「緊張ー弛緩」と「興奮ー鎮静」の系列を加えるとよく整理される。

A 気分と情動

 感情を強さと長さとからみると、誘因がはっきりせず持続が長く、微弱に自覚されるものは「気分」とよばれ、なんらかの誘因で急激に起こり、持続が短く、激しく自覚されるものを「情動」と呼ぶ。
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B 四つの分類

 心のなかで起こる層と分化の度合いからわけると次の四つに区分される。

● 感官的感情
 快・不快・怒り・恐れの情動とよばれるもの。
● 生命的感情
 さわやか・だるさなど、からだの状態と密接に結びついた感情。
● 心情的感情
 よろこび・悲しみ・苦しみ・不満・不平・羞恥など。
● 精神的感情
 至福・恍惚。

 感情には欲求が関係する

@ 外にむかう自然の欲求が、なにかにより阻止され、停滞させられたとき、怒りや恐れや、不快な感情が波立ち起こる。あるいは、その阻止から解放され欲求がとおされたとき、よろこびや満足の感情が起こる。

A 阻止の強さと、起こされた感情の強さとは、いっぱんに並行的な関係をもつ。欲求の阻止によって感情の波は高まり、欲求の充足、行動の実現によってやがて解消される。

B 人間の欲求には、からだの感覚の快感や、食や性の本能的欲求から、愛とか名誉などを求める社会的欲求や、思想や信念の成就などの人格的欲求まで、いろいろなレベルがあり、それらの阻止にさいして、まえに述べたような多彩な種類の感情が起こされることになる。

⇒ 感情のあらわれかた

 
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