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 自律神経

@ からだの器官や組織を、うまく調節するためには、からだじゅうに張りめぐらせた神経系は、中枢神経系(脳・脊髄)と末梢神経系に分けられる。

A 末梢神経系には、人間の行動に関係する体性神経系と、体内の各器官のはたらきを調節するための、自律神経系がある。

 生命を維持するための神経系

@ 自律神経という名前

 食物を口に入れると、自然につばが出てくる。しかも、つばの性質、量などが、食物の性質によって変わってくる。このように、意志に頼らず、独立してはたらくために、自律という名がつけられている。

● 自律といっても、大脳からの影響が全然ないわけではない。おどろいた時には心臓は拍動を強めるし、不快なときには唾液は出なくなる。したがって自律的といっても、比較的に大脳から独立していると言ったほうがよい。
 
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A 内臓はからだのなかの独立国である
 心臓・胃・腸などのはたらきを、いちいち気にしている人はいない。健康な時はなおさらで、内臓はわたしたちの意識とは関係なくはたらいている。べつに努力はしなくても心臓は一定のリズムで拍動しているし、食物は自然に消化吸収される。また、暑さ寒さにかかわらず、体温は一定に保たれている。

● ホメオスタシス
 からだにそなわったこのからくりを、生理学ではホメオスタシス(恒常性維持)といっている。アメリカの生理学者キャノンは、いみじくも「からだの知恵」という言葉で表現したが、内臓は脳からの意思が届かない独立国であるということができる。

B 内臓を支配する自律神経
 内臓器官が、脳から独立してはたらいているのは、自動性と自律性がそなわっているからである。この能力を発揮させ、からだ全体の生命活動を統御、調節しているのが自律神経である。したがって自律神経は人間や動物にとって、もっとも基本的な神経系といえる。

 体性神経系のように、心のはたらきに直接関係はないが、人間や動物が生きていくためには、かくことのできない神経系といえるのである。

⇒ 自律神経系のしくみ
 
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