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 咽喉頭腫瘍

@ 咽頭や喉頭に腫瘍(はれもの)ができる病気である。

A 咽頭ではとくに口蓋扁桃にできやすいが、喉頭は咽頭と気管とのさかいにあって声を出すとともに気管以下の保護を務めているところでもあるため、喉頭のほうに特徴のある病気がおこりやすい。

B 咽喉頭腫瘍には、声帯にブツブツした乳頭腫のできる喉頭乳頭腫、声帯の縁にポリープのできる声帯ポリープ、発声振動のために声帯の縁が結節状に肥厚する謡人結節などがある。

 <喉頭乳頭腫>
 症状
 小児の場合と成人の場合では多少の違いがある。

 小児の症状
@ まず声がかれてくる。

A 進行性の場合はしだいにその度合いがひどくなるとともに、ときには呼吸がしにくくなってくることがある。

B 重症の場合は気管切開をして呼吸を楽にしてやる必要も出てくる。しかし、多くの場合は青年期になるころにはおさまる。

C 病勢が進行して死亡することもまれにある。
 
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 成人の症状
@ 声がかれてくる。

A 診断により声帯の変形が発見される。

B 長い経過のうちに、がんに変わってくることもあるので、じゅうぶんに注意が必要である。

 治療
@ 小児の場合
 腫瘍の増殖が強い場合、喉頭直達鏡を使い、主要部を切除するとともに、X線、ラジウム線、コバルト60線の照射をする。同時にクロルテトラサイクリンやテトラサイクリンの服用を続ける。

・呼吸困難がひどい場合は気管切開をする。

A 成人の場合
 放射線治療を行なう。しかし、放射線照射で腫瘍が縮小しないときは喉頭鏡を使って腫瘍の切除を行なう。

・喉頭さい開手術によって腫瘍を切除する場合もある。

B 入院による治療が必要
 腫瘍の切除、気管切開などの場合は当然入院が必要である。治療期間は症例によって大変違うので一概に断定することはできない。

 <声帯ポリープ>
@ ポリープの大きさは、ケシ粒くらいからコメ粒くらいのことが多い。声帯の中央3分の1の部位にできることが多い。

A 発声のために起きる振動が原因になっている。

B 初期には声があれ、高温や弱音が出しにくくなる。しだいにかれ声となり音声に二重の響きが出てくることがある。

・あまりポリープが大きくなると呼吸困難におちいることがある。

 <謡人結節=結節性声帯炎>
@ 声帯中央部が左右対称的に肥厚してくる。声を使う人に多いが、学童にもあらわれることがある。
 
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A 軽症のうちならば発声を控え、喉頭内へ薬物を注入、吸入し、炎症収れん剤を内服していることでおさまる。しかし、がんこな病状が持続する場合が多く、切除しなければならない場合もある。

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