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三大栄養素 タンパク質



 

 三大栄養素・タンパク質

 タンパク質とは

@ からだの細胞の成分となる


 タンパク質はわたしたちのからだのすべての細胞を作り、新陳代謝によって失われる成分をおぎなう。また、ホルモン・酵素・血液中の血漿タンパク質の成分となる。

A タンパク質はアミノ酸の集まり

 タンパク質は20数個のアミノ酸がいろいろな組み合わせで結びついた化合物である。


B 体内で合成されてタンパク質となる

 食物中のタンパク質はいったんアミノ酸に分解される。アミノ酸は腸から吸収されて人体各部に送られ、そこで再び合成されてタンパク質となる。

C タンパク質もエネルギーとなる

 体内の炭水化物・脂肪が消費されるときには、タンパク質も分解してエネルギーとして利用される。

 タンパク質の物質交代

@ タンパク質は入れかわる

 
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 体内のタンパク質の総量は変わらなくても、タンパク質を構成している原子はつねに外界の原子と入れかわっている。からだの成長期はもちろん、成長が止まってからも人のからだは常に新しいタンパク質をつくり、古いものは尿素として排出している。

A 1日に必要なタンパク質量

 新しいタンパク質をつくるためには、食物として適当量のタンパク質をとらなければならない。日本人では体重1`あたり、1日1.25cのタンパク質をとる必要がある。

 食物とタンパク質

@ 質の良いタンパク質

 牛肉や鶏卵や牛乳など動物性タンパク質は、一般に質がよいが、ピーナッツやトウモロコシなどのタンパク質はずっと質が落ちる。

A 質の良否は構成アミノ酸の差

 よいタンパク質とは、人体のタンパク質に似たアミノ酸で構成されているものをいう。

● ピーナッツやトウモロコシのタンパク質は、構成しているアミンの酸のうち必須アミノ酸の量が少ないので大量に食べないと栄養は取れない。

B 人体に必要な8種のアミノ酸

 理想的なタンパク質は、一般に高価なので、ふつうはいろいろなタンパク質と混ぜて食べ、アミノ酸の過不足をおぎなっている。しかし、からだのタンパク質をつくるためには、同時に8種類ほどのアミノ酸がぜひとも必要である。からだに欠かせないタンパク質を必須アミノ酸という。

● 必須アミノ酸は、バリン・ロイシン・イソロイシン・トリオにん・メチオニン・リジン・フェニルアラニン・トリプトファンの8種である。

C タンパク質のよい取り方

 必要なアミンの酸を補給するためには、3度の食事に少しずつ動物性の食品を分けて取るのが理想的である。

 血漿タンパク質

 血液中に入るタンパク質を血漿タンパク質という。血漿タンパク質には、アルブミン・グロブリンなどがある。

@ アルブミン

 消化管で吸収されたアミノ酸が、肝臓で合成されてできるもので、血液の中にあってからだの組織や器官に栄養を与える。

A グロブリン
 
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 一部のアミノ酸はリンパ節などで、グロブリンというタンパク質に合成される。グロブリンの一部は、人体の免疫反応に役立つ。

B 輸血とタンパク質


 病気で口から食物が取れないときは、型のあった輸血を行うが、輸血する血液のなかのタンパク質が栄養になるからである。

C 輸血とショック

 自分のからだの型に合わないタンパク質が血液中に入ると、からだが受け付けないで大変なショックをおこす。しかし、タンパク質を分解してアミノ酸にしてしまうと、からだは受けつけることができる。

 遺伝とタンパク質

@ 遺伝はタンパク質の決定

 どんなアミノ酸をどのような順でつなげてタンパク質をつくるかを決める設計図は遺伝子のなかにある。遺伝子は、核酸という物質をタンパク合成の設計図の記号として使っている。

A 突然変異は、もとにないタンパク質の出現

 遺伝子の符号が変わると、核酸をなかだちにしたアミノ酸の並び方も変わり、もとのからだにないタンパク質があらわれる。

 




 

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