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からだ 水分



 

 からだと水分

 体内の水分

@ 人体の6割は水分


 人体は約60%が体液(水分)でできている。そのうちの40〜45%は、人体各部の細胞内にある(細胞内液)。残りの15〜20%は細胞外にある(細胞外液)。

● 血液中の血漿水分・リンパ液・組織液・諸種の体腔内漿液を細胞外液といい、細胞内液と細胞外液をふくめたものが体液である。


A 毎日2.5gの水が入れ替わる

 わたしたちは、毎日少なくとも約2.5gの水を飲食物から摂取し、おなじ量の水分を、尿・汗・呼気・大便などに排出し、体液のバランスをたもっている。

● 体重60`の人であれば、約36`(36g)が水分で、1日2.5gずつ入れかわっているとすると、平均約15日で全身の水分は交替することになる。

B 水分は、塩分にみあった量が必要

 全身の組織の細胞が正常ないとなみを続けるためには、体液中の水分と塩分の組成(濃度)がいつも一定に保たれていることが絶対不可欠の条件である。したがって、わたしたちは常にその塩分にみあうように、また排出される水分にみあうように、水分を摂取しなければならない。
 
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C 水分を保持する体力の自動調節

 人体には適応力があり、もし摂取する水分が少なくなれば、尿量を制限して水分の排出を節減する。また一方では、のどの渇き(口渇)がひどくなって水を求めようとする欲求がたかまり、つねに体内水分を一定量に保持するように調節される。

 水分が欠乏するとどうなるか

@ 脱水状態となる


 体内に水分が欠乏すると、口渇と衰弱感をおぼえ、皮膚は乾燥して弾力がなくなり、軽い発熱をおこす。これを脱水状態という。

A 尿毒症をおこす

 脱水がさらに進行していくと、尿の量は極度に減少して体内で発生した老廃物が排泄されなくなり、尿に出るべき窒素化合物などの老廃物がたまり尿毒症をおこす。

● 尿毒症

 全身がだるく、食欲不振・嘔吐や頭痛をおこす。ひどくなると昏睡状態になり、筋肉はけいれんしついには呼吸困難となって死亡する。

B 循環器にも障害がおこる

 脱水により血液量は減少するから、心臓に入る血液量が減り、心筋の収縮力はおとろえて血圧が低下し、ついには脳の血液循環が不完全になり死ぬ。

C 脱水状態になる場合

 ふつう脱水は、コレラや大腸カタルのばあいのように、下痢と嘔吐によって多量の水分を急激に失う場合におこる。

● 昏睡状態にある患者に水を補給するのを怠ったり、難破とか、砂漠の旅行で水がないという場合におこる。
 
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