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からだ 酸素



 

 からだと酸素

 酸素の欠乏と人体

 人間の生命活動のエネルギーは、酸素がなければ発生しない。酸素が不足すると、人体にさまざまな障害がおこる。とくに、脳に酸素の補給が断たれた場合は、たちまち脳に障害をおこす。

@ 大気中の酸素の含有量

 大気中(1気圧のもと)では、通常20.9%の酸素が含まれているが、含有量が減少すると人体は次のような反応をしめす。

● 酸素の含有量が15%までは、どうにか体内に酸素の補給ができる。
● 12〜11%に減少すると、肺での酸素と二酸化炭素(炭酸ガス)のガス交換ができなくなる。
● 11%未満になると、体内への酸素補給はほとんど不可能になり、生命は危険となる。

A 血液中の赤血球の機能が低下する
 
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 身体各部の組織に酸素を運んでいるのは、血液の中に含まれている赤血球のはたらきである。赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)は、肺で酸素と結合して、全身に酸素を送り届けるが、大気中の酸素の含有量が減少すると、酸素のもつ圧力(分圧)が減少するために、酸素との結合力が弱まって、体内への酸素の補給が不十分となる

● 分圧

 多数の気体が混在するとき、その全体のしめす圧力を全圧といい、個々の気体のしめす圧力を分圧という。通常、空気は1気圧で酸素20.9%をふくみ、その分圧は159_b水銀柱である。気圧が低下すると分圧も低下する。

B 酸素の減少と順応力

 呼吸器官と心臓血管系は、体内にじゅうぶんな酸素を補給しようとして激しく活動する。

● 呼吸器官は、平常1分間に16〜22回の呼吸数であるが、呼吸数はしだいに増加し、呼吸を深くして吸入する空気の量を増やす。

● 心臓は、酸素濃度の低くなった空気から酸素をより多く吸収し、体内で発生した二酸化炭素を排出するために、肺を流れる血液を増量しようとして拍動をます。
 
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