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酵素 助酵素



 

 酵素の種類と助酵素

 酵素の種類

 酵素にはいろいろの種類のものがある。大きく分類すると6種類に分けられる。

@ 酸化還元酵素

 物質の酸化(あるいは逆に還元)をおこす酵素類で、大部分はからだの細胞のなかのミトコンドリアという小さい袋のなかに入っている。食物を酸化するとその食物のもっているエネルギーが取り出されて、わたしたちのからだにエネルギーを与える。

A 運搬酵素

 アミノ基とかメチル基などという化学反応の単位を運搬して他の化合物に結合させるはたらきがある。


B 加水分解酵素


 アミラーゼやトリプシンのような消化酵素の類で、食物のでんぷんやタンパク質に水を加えて分解し、もっと小さな化合物にするはたらきがある。

C 分解酵素
 
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 加水分解でなく、ある化合物から炭酸などを取り去るはたらきがある。

D 異性体酵素

 おなじ化学組成の化合物でも構造の異なるものをつくるはたらきがある。

E 合成酵素

 多数個の分子を結合して大きな化合物をつくるはたらきがある。

 酵素と助酵素

@ 酸化還元酵素などには、助酵素という酵素の働きを助けるものが必要なことがある

 これは酵素と異なって、タンパク質ではなく、もっと小さな化合物である。そして助酵素の構造を調べていくと、その中にはビタミンがふくまれていることが多い。

● たとえば、助酵素Aというもののなかにはパントテン酸がふくまれ、助酵素Iというもののなかには、ニコチンアミドがふくまれている。パントテン酸もニコチンアミドも、いわゆるビタミンB群に属する。

A つまりビタミンというものはからだのなかでは合成できないで、食物からとらなければならない栄養素だが、ビタミンの必要な理由は助酵素をつくるためにぜひ必要だからである。

 酵素の活性中心

@ 活性中心


 酵素はそのもの全体がはたらいているわけではなく、そのわずか一部分がかぎ穴の役目をしている。その部分を活性中心という。

A 活性中心には、基質が入りこんで反応をおこす
 
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 この部分には助酵素が入りこむ場合もあり、また、亜鉛とか銅とか鉄という金属が活性中心に入っている場合がある。つまりビタミンとかミネラルとか栄養上たいせつなものは、みな酵素の活性中心をつくるのに役立っている。

 




 

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