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体温 体温調節



 

 体温の調節

 人間は一定の体温を維持する

@ 人間には体温調節機能がある


 人間は、環境の温度いかんにかかわらず、からだの温度を一定の高さに維持することができる。これは、常に安定した生活機能をいとなむために、きわめて重要なことである。

● 体温の温度が高いと、それだけ体内の化学反応は促進され、生活機能は活発になる。ところが、体内の化学反応は、温度変化に敏感な酵素によっていとなまれる面が大きいので、体温が高すぎても、また低すぎても酵素の活力を阻害し、正常な活動は不可能となる。

A 冷血動物では

 冷血動物は、体温を常に一定の高さに保つことができないので、環境の温度変化にしたがって、体温が昇降する。このため、夏の活発な活動は秋になるとしだいに遅鈍になる。冬になるとからだを動かすことができなくなり、冬眠状態となる。

 正常な体温と部位による差異
 
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@ 直腸温
 36.2度から37.6度の範囲にあり、平均36.9度である。

A わきの下の温度
 直腸温より0.8〜0.9度低い。

B 口腔内の温度
 直腸温より0.4〜0.6度低い。

C 幼小児の体温
 成人に比べて高いのがふつうである。幼小児型の体温から成人型の体温へは、個人差もあるが、10歳ころから15歳くらいまでに、しだいに移行するものとみられる。

 体温の日間変動

@ 昼高く夜低い


 体温は1日を周期として規則的に変動している。

● 体温の最低は、だいたい午前6時から7時のあいだにあらわれる。
● 7時から9時にかけては、急激な上昇がみられる。
● 9時以降はきわめてゆるやかに上昇し、午後5時から7時のあいだに最高に達する。
● 午後9時ころから下降の速度をはやめ、11時から12時にほぼ落ち着く。
● 1日における体温の最低と最高との差は、ふつう1度である。
● 日間変動が確実にあらわれるのは、生後満1年を過ぎたころからである。

A 体温の日間変動は暦日にしたがう

 人間では、1日の生活時間や、食事および筋作業時間を故意に変えてみても、体温はあきらかに暦日にしたがって昼高く、夜低くなる経過をたどる人が圧倒的に多い。
 
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