体質と適応 アレルギー体質

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体質 アレルギー体質



 

 アレルギー体質

@ とくにアレルギーにかかりやすい体質をいう。アレルギーとは、いちど体内に入ってきたことのある特定の物質(抗原)によってからだの状態が変わり、その物質が再び体内に入ってきたときに、特異な反応(抗原抗体反応)をおこすことをいう。抗原となる物質は、口から入る場合もあるし、口以外から入る場合もある。

A アレルギー機能は、特定の個人にあるというものではなく、もともと生体の防衛反応の一つであるから、だれにでもあるものである。

B 体質が異常な場合は、正常な人に無害であるような物質にたいして、異常に強い反応があらわれるのが常である。

C アレルギーは、もともと後天的なもので、初生児でもっとも弱く、青年期に多く発生する。

D 全身的な症状としては、体温の急下降・血圧下降・虚脱・ショック・大脳性けいれん・白血球の急減・局所性血管拡張・血管神経麻痺があらわれる。

 弛緩性体質

@ 体内の結合組織・弾力線維・筋肉などの軟組織の発育が悪く、弛緩し、疲労しやすく、無力感がおこる。また、内臓下垂がおこりやすく、多くは神経質である。
 
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A 弛緩性体質の人は、学童期からしだいにはっきりあらわれてくる。

 自律神経不安定体質

@ 自律神経系全体が過敏である人をいう。

A 自律神経系は、交感神経と副交感神経よりなり、たがいに一方が緊張すれば、片方も緊張するといったはたらきをするもので、どちらか一方だけの緊張亢進は少なく、両者ともに興奮状態にあることが多い。

B ある特定の臓器を支配している自律神経の緊張が亢進すると、臓器神経症といわれる状態があらわれる。

 神経(関節)炎体質

@ はっきりした原因もないのに、身体各部の疼痛(関節痛・頭痛・胸痛・腹痛・めまいなど)をおこす。

A 性格は神経質で、内向性であり、軽い原因で発熱しやすい。

B 6〜8歳以後によくあらわれる。

 体質は変わるか

@ 体質は年齢に応じて変化する


 滲出性体質は乳児期に多く、リンパ体質は幼児期に、神経(筋肉)炎体質は幼児期から学童期に多く発生することがあきらかにされている。

● 体質の変化は、各年齢における生理的な変化と並行しているからであるとみられている。

● 乳児期は、皮膚や粘膜が弱くて刺激に過敏な時期で、幼児期はリンパ系や間葉系組織(骨、筋肉などの組織)が過敏にはたらく時期であり、幼児〜学童期にかけては、自律神経系が過敏になる。
 
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A 身体の鍛錬によっても変わる

 スポーツのような激しい精神の興奮をともなう肉体運動を長期にわたって行うと、心臓の活動力を増進し、全身にいろいろな変化があらわれる。

● これは、いわば積極的な身体の鍛錬による体質の転換といえよう。

B 体質は改善することができる

 幼児に例、身体の鍛錬などのように、身体は、刻々と変化する刺激によって、反応様式は当然変わってくる。先天的な内因の上にこれらが重なることによって、体質はつねに変化しつつ形成されていく。したがって、いわゆる体質改善の努力は、けっして無意味なものではない。

 




 

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