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体質 リンパ体質



 

 体質の分類

 体質の分類はいろいろあり、どのような呼称をしてもよいわけであるが、これまで一般的には次のように分類されている。

@ 形質的分類

 体型上の特徴からみた体質、極端な値をしめすものが異常体質である。

● シガードの分類
 呼吸型・消化型・筋肉型・頭脳型

● クレッチマーの分類
 肥満型・闘士型・細長型・成型異常特殊型
(これらは全身の身体的特徴に関する詳細な観察と50か所以上の生体計測、正面および側面からの写真撮影という大掛かりな3種の方法を使ったもの)

● シェルドンの分類
 内胚葉型=内臓ことに消化器の発育がいちじるしく、からだつきは脂肪の沈着により、まるみがあってやわらかく、手足はきゃしゃ。

 中胚葉型=骨髄・筋肉・結合組織・心臓・血管の発育が良好で、骨組みはがんじょう、四肢も大きい。
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 外胚葉型=身体容積に比して体表面積が大きく、体重にたいして脳重量の割合が大、四肢が長く、胴は短く筋骨薄弱。

A 気質的分類

 精神活動の面にあらわれる個人的な差異を分類したもの。

● ヒポクラテス(BC5世紀後半、ギリシャ)は、多血質・胆汁質・ゆううつ質・粘液質に分類している。
● クレッチマーは、そううつ性気質・分裂性気質に分類している。
● ユング(1875〜1961 スイス)は、内向型気質・外向型気質に分けている。

B 素質的分類

 外界からの刺激、あるいは体内からの刺激にたいして呈する、それぞれの器官特有の反応を分類の対象にしている。人なみ以上に目立つかたよった個人的特徴(素質)を示標として分類する。これには次のようなものがある。

● 滲出性体質・リンパ体質・アレルギー体質・弛緩性体質(無力性体質)・自律神経不安定体質・神経(関節)炎体質。

 滲出性体質

@ 皮膚や粘液が弱く、わずかの刺激で滲出性炎症をおこしやすい体質。

A 風邪にかかりやすく、気管支炎をおこしやすく、口内炎・扁桃円・中耳炎も併発しやすい。

B また、腸炎をおこし、下痢がちで嘔吐の傾向におちいりやすい。

C 結膜炎・フリクテン・汗疹・湿疹・頭部脂漏・摩擦性ただれが起きやすい。

● これは、幼児期にとくに強くあらわれ、成長とともに少なくなり、成人になるとほとんど認められなくなる。

 リンパ体質

@ リンパ組織は、満1歳から発育しはじめ、12〜13歳ころでは頂点に達し、その後はしだいに委縮するが、このリンパ組織やリンパ節が強く増殖肥大する傾向の体質をリンパ体質という。
 
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A リンパ組織の肥大にさらに胸腺の肥大をともなう場合は、胸腺リンパ体質とよばれる。

B この体質をもつ人は、わずかな刺激にたいしても強く反応し、突然死をひき起こすことがあり、したがって麻酔や手術にさいして急死するような事故をおこしやすい。

C リンパ体質は、壮年期に目立つ。

 




 

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