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 職業性皮膚炎

 どんな病気か
 職場の環境に応じて発生する。たとえば左官屋のセメント皮膚炎、主婦の合成洗剤による手湿疹などである。また、機械油による油脂挫創や色素沈着、恒温室で働く人の汗疹など、これらはいずれも職業上の障害から生じり皮膚病である。

 <手湿疹・セメント皮膚炎>
 症状
@ 素手で合成洗剤やセメントにふれていると、手の甲に湿疹があらわれてくる。その多くは貨幣状湿疹の型をとる。

A 指腹や手掌の皮膚は厚くざらざらになって、ひび割れができやすくなる。ことに指間ではただれることがある。

B かゆみは中程度であるが、この症状が一度出ると容易になおらない。

 治療
@ 油性の軟膏を1日いく度も塗布し夜間就寝前には5%サルチル酸ワセリンを塗布する。

A ふだんからゴム手袋を使用し、合成洗剤に直接触れないように心がける。

・ゴム手袋は、ゴムそのものの刺激をさけるために、軍手やガーゼをほどこした上にはめる。
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B 仕事の終了後は、軟膏の塗布を忘れないようにしなければならない。

 <油脂挫創>
 鉱物性油脂(鉱油・機械油・グリース・タール・パラフィンなど)を使用する職場に多く発生し、特定の人だけに罹患する。

 症状
@ 毛嚢にかたい角質のかたまりができその周囲が赤くはれる。

A かゆみはほとんどないが、化膿菌がついて炎症が進むと「おでき」となって痛む。

 治療
@ 職場をはなれ、入浴および軟膏塗布によって治癒するが、職場の復帰すれば再発する。

・したがってこの病気では、とくに予防が重要なポイントになる。

A わずかな鉱物性油脂が繰り返し皮膚に付着したり、空気中に浮遊する揮発性油脂が皮膚に付着したりして発生するので、まず作業場の空気の流通をはかることが大切である。

B 皮膚に油が付着するのを防止することは、まず不可能である。したがって作業後は、入浴その他の方法によって皮膚に付着した油を除去しなければならない。
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