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 アトピー性皮膚炎


 どんな病気か
@ なおりにくい
 生まれつき、ある物質に過敏性をあらわすものをアトピーというが、アトピー皮膚炎がなおりにくいのは、湿疹にかかりやすい体質(アトピー体質)のうえに湿疹が発生するためである。

A 年齢との関係
 乳児期に始まり満1歳ごろにはほとんどの症例は全治するが、少数例がさらに幼児期、学童期と続く。ふつうは学童期に全治状態となり、思春期にやや増加する傾向がある。壮年期、老年期にはまれな疾患である。

B ぜんそくを併発する
 乳児期の湿疹が全治状態になった幼児期にいたって、しばしばぜんそくを併発する。まだ皮膚症状が強くあらわれているときはぜんそくの発作がなく、症状が軽くなると発作のあらわれてくる場合があるともいわれている。

・また、本人にはぜんそくはないが、家族の中にぜんそく患者を発見することがあり、家族のぜんそく患者の有無は診断上の重要な根拠となる。
 
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C 気象条件との関係
 一般的な傾向として、夏季には自然治癒の状態となり、寒冷期に再発しやすい。

D アトピー体質と遺伝
 同一家系内の何人かがアトピー皮膚炎にかかる場合が少なくない。つまり、アトピー体質はしばしば遺伝すると考えられる。

 症状
 発病と年齢との関係はさきの述べたが、皮膚症状も年齢に応じて発疹の型が変化してくる。

@ 急性湿疹の型
 乳児期に多い。発赤・はれがひどく、一部に小丘疹またはかさぶたをみとめることがある。かゆみが強い。発疹は主として顔面にみられ、他の部位に広がることはまれである。いっぱんに生後1か月ごろから発病し、少数例をのぞく大部分は加療により治癒する。難治性の湿疹も満1歳ごろになると自然に軽快していく。2〜3歳の幼児では顔面の湿疹はほとんど軽快し、手足の関節の屈曲部に湿疹が限られてくる。

・胸腹部や背部の発疹は少ないが、皮膚は乾燥して赤みの少ない肌色をしめし、毛穴が隆起してざらざらとなり、ときにはかゆみをともなう。

A 慢性湿疹の型
 幼児期の終期から学童期にかけては、四肢関節の屈曲面にかぎって褐色調の強い、境界がはっきりした湿潤面をつくる。ふれるとかたい感じがある。その他の部位にはわずかに落屑を持った急性湿疹の病変がみとめられる。

・このように、急性湿疹と慢性湿疹のいずれかが同一人にみとめられるのがアトピー湿疹の特徴でもある。
 

 
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