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 疱疹(ほうしん)

@ ウイルス(ろ過性病原体)による皮膚病である。

A 疱疹とは、とめ針程度の小さい水疱(みずぶくれ)を生じてくるものに与えられた病名である。
・疱疹の発生には、神経と密接な関係があると考えられている。

B 疱疹は、比較的少数の小水疱があらわれる単純性疱疹と、多数群集してあらわれる帯状疱疹とに大別される。

 [単純性疱疹]
 単純性疱疹には熱性疱疹と陰部疱疹とがある。

 症状
 <熱性疱疹>
@ 顔面に多く、とくに口の周囲に発生しやすい。口唇疱疹ともいう。

A 数個のあわ粒大ないしとめ針大の赤い斑点が群集してあらわれ、小水疱に変化する。水泡の内容液は透明で、被膜はうすく、融合する傾向はない。自然に乾燥するが、破れてただれを生じ、間もなく乾燥してなおる。

B 軽度のかゆみ、熱感、緊張感をともなって、リンパ腺がはれることもある。

C 4〜5日または1週間で治癒するが再発しやすい。

 <陰部疱疹>
@ 包皮・亀頭・大小陰唇に発生しやすく、尿道粘膜もおかす。
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A 症状は熱性疱疹に類似しているが、いっぱんに水疱の数は少ない。

B 水泡が生ずる前に、かゆみや刺すような痛み、灼熱感をともなう。

 [帯状疱疹]
 発病には誘因が必要で、たとえば消耗性疾患(梅毒・結核・マラリア・がん)、脊髄や脳の疾患、外傷のあと、ヒ素やサルバルサン治療中の場合などに起こりやすい。

 症状
@ 肋骨の間と腹部に最も多く右か左に一側性にあらわれるのがふつうである。

A 皮膚の神経にそって、多数の小水疱群があらわれ、周囲が赤くなる、水疱の被膜はうすく、内容液は透明である。水泡は間もなく乾燥してかさぶた(痂皮)を作り、それが落ちたあとは、しばらく茶褐色となる。ときに局所のリンパ腺がはれて痛む。

・まれではあるが、水疱の内容に血液のまじることがある。

・老人や酒飲みの人、衰弱した人では水泡の破れたあとに黒褐色のかさぶたができて、それが落ちたあとに傷が残る。

B 全身症状として、局所に神経痛をうったえ、発熱・倦怠感(だるい感じ)・食欲不振が見られる。

・これらは発病後にも来るが、皮膚に症状を生じない発病以前の前駆症状としても認められる。

C 1〜数週間で治癒する。予後は良好であるが、皮疹がなおったあとも神経痛が残ることがある。いったん治癒すれば再発しない。
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