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 日やけ・しもやけ(凍瘡)ほか

病名 どんな病気か 予防と治療
日やけ @ 紫外線によって皮膚の色素細胞の働きが活発になり、多量のメラニンを作り出すため、皮膚は茶褐色となる。
・これは、強い紫外線に対する皮膚の防衛機能のあらわれ。
A 海水浴などで強い日光にあたると、やけどのように水疱を生じて、燃えるような痛みをともなう。
B オーデコロン・香水・香油などをつけて日光にあたると、その部分の皮膚に茶色の染みができる。これは、それらに含まれているベルガモット油の作用で、皮膚が光線に対して過敏になって起こる。
C いろいろな薬剤を内服することによって、皮膚が光線に過敏となり、日光にあたると皮膚炎を起こす場合がある。これを光アレルギー性皮膚症といい、次の薬剤の内服で多く起こる。
・サルファ剤・クロロサイアザイド(高血圧治療剤)・クロルプロマジン(精神安定剤)・グリセオフルビン(水虫内服薬)・ジメチルクロルテトラサイクリン(抗生剤)などの薬剤。
 予防
@ 強い日光に当たらないこと。
A 紫外線防護材として、次の薬剤を用いる。
・キニーネ、タンニン、アルコール、ナフトール硫酸ソーダなどが昔から使われているが、最近はパラアミノ安息香酸、二硫化チタン、酸化マグネシウム、カラミン、カオリンなどがよく使われる。
・とくにパラアミノ安息香酸は、日焼け止めクリームとして使われる。
 治療
 海水浴などの日焼けは、冷湿布を続けることで多くは軽快する。とくに炎症症状が激しいときはステロイドを内服し、ビタミンCの大量内服療法を試みる。
しもやけ(凍瘡) @ 皮膚糸球(皮膚深部にある動脈と静脈の連絡部)の機能障害によって起こると考えられている。
・この動静脈連絡部は、耳たぶのようなからだの末梢部分とか、手指、足指の関節のような小さな関節の背面にだけ存在しており、したがって、しもやけもそこに生じやすい。
A 幼児および思春期の女子に多い。
・樽柿型―小児の場合、局所のチアノーゼは、さらにその周囲の血管のチアノーゼを引き起こしてくるので、びまん性にチアノーゼと腫脹をしめす。
・多形紅斑型―青年女子に多くみられるもので、動静脈連絡部にかぎって、紅斑と小丘疹をつくる。
B かゆみが強く、とくに布団の中で暖まったり、皮膚の表面が湿っているときに強くなる。
 予防
@ マッサージ―しもやけの起こりやすい部位およびその周囲を、痘瘡軟膏をすりこみながら5〜10分間よくマッサージする。
A 冷温交代浴―局部を冷水につけ、次に温水に付け替える動作を数回繰り返す。
B 水仕事のあとはよく水分をふき取る。
C 寒冷・過熱を避け、外傷や掻破をふせぐ。
 治療
@ ニコチン酸誘導体、ビタミンE、末梢血管拡張剤の内服。赤外線照射など。
A 水ぶくれのできたものは、無菌的にこれを破って抗生剤軟膏を貼付する。
凍傷 @ 強い寒冷によって皮膚組織がこわされるものである。
A やけどと逆の原因によるもので、その障害の程度によって第一度から第三度に分けられる。
・第一度―紫藍色になってはれ、かゆみがある。
・第二度―さらに水疱をつくる。水泡の内容は血性のこともある。
・第三度―白くなって感覚が失われる。
B 寒冷が全身に作用すると、眠気が強くなって、ついには意識を失って凍死する(全身凍傷)。
・疲労・飢餓・睡眠不足・飲酒・衣服の湿潤などは、全身凍傷を起こしやすいので注意しなければならない。
 予防
@ 露出部を少なくし、手足を強くしめたり水に濡らしたりしないこと。
A マッサージや温浴を行なう。
 治療
@ 重症のものは、暖かい部屋で乾布マッサージをするか、または微温湯に浸して、徐々に温度をあげ、ゆっくり血行の回復をはかり強心剤・末梢血管拡張剤を与える。
A 水泡の破れには、無菌的治療をすすめる。
ひび・あかぎれ @ 皮膚表面の皮脂が失われ、角質層の水分が減ると、皮膚はざらざら(ひび)となり、ときには割れ目(あかぎれ)を生じる。
A 家庭の主婦によくみられるのは、水仕事のために皮膚表面の皮脂膜が絶えず洗い流されるためである。
B ひび・あかぎれは主として冬季にひどくなる。
 予防
@ 水仕事のあとはよく手をふいて、ハンド・クリーム、ビタミンD軟膏、女性ホルモン・カンフルワセリンなどをすりこむ。
A ぬれた手のままで、冷たい風にあたらないようにする。
レーノー氏病 @ 若い女性に多い。発作的に四肢の末端(手として手指、ときに足指)が対側性に青白くなり、しびれ感をともなう。
・発作は、寒冷刺激、精神的苦痛によって起こることが多い。
・手指(ときに足指)を冷水に浸すと蒼白、温水では紅潮する。
A 発作が長期間にわたって連発すると、手指がむくんだり、固くこわばってきたり、指先に潰瘍ができたりする。
 予防
@ 寒冷期には、手袋・靴下などで保温し、寒風、冷気による刺激を避ける。
A 精神的安定をはかる。
B 寒冷期には、鎮痛剤、クロルプロマジンを連用し、血管収縮の反射を起こしにくくする。




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