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 その他の頭髪・汗・体毛の病気

病名 どんな病気か 治療
しらが @ 毛のメラニン(色素)がなくなって起こる。これには、老人性しらがと、ほかの全身病にともなってしらがになる場合とがある。
・前者は元にかえらないが、後者は全身病の治癒で回復する。
・遺伝的に若い年代からしらがの目立つこともある(若しらが)。
A メラニンを含んでいるが、毛の毛上皮と皮膚との間に空気が入って、光の全反射のために白く見える場合がある。
・突然目立ってくるしらがに多く、ショックにともない起こる。
@ 毛染めを用いる。
A 全身病にともなっておこるものは、原因となっている病気をなおす。
B 頭の一部にしらがが群がって生えるようなときは、その部分の地肌に白なまずがあるような場合なので、その治療が先決となる。
縮毛 @ 黒人の頭髪がこれである。わが国でもときどきみられ、生まれつきのものであるが、生後しだいにあらわれてくる。
A 直毛の断面は丸くなっているが、縮毛の断面は扁平で、いびつである。縮毛の毛自体は長く伸びない。
・コールド・パーマは薬剤で断面にゆがみを与える方法である。
・縮毛を直毛にするためには、コールド・パーマを逆利用して皮膚の毛の部分の形を修正する方法を行なう。これは一定の間隔をおいて繰り返す。
ふけ症 @ かわいたふけ症(乾性脂漏)
 頭部のうち、とくに前頭・側頭・頭頂部に灰白色のふけ(鱗屑)が目立つものである。ひっかくとふけが粉になって落ち、放置しておくとかゆみが出る。抜け毛が多くなる(紕糠性脱毛症)。
・いっぱんにあれ症の人・サメ肌の人に多い。
A 油性のふけ症(油性脂漏)
 油性の皮膚の人にみられるもので、ひっかくと油で湿った角質が取れ、抜け毛が多くなる。
@ 規則正しいシャンプーとヘア・ローションの外用が必要。
・しばしば洗髪した方が、抜け毛の防止に有効である。
A かゆみをともなうときは、副腎皮質ステロイド・スプレーの外用、ビタミンB1・B2・B6の内用を行なう。
脂漏 @ 皮膚の分泌過剰によって起こる、油性の皮膚をいう。
A 脂腺が発育する思春期に多く、子どもには見られない。
B 顔の肌全体が油ぎってくる。とくに鼻とその周囲、眉間に目立つ。毛口が開いて油がつまるため、毛口が汚れやすい。
・角質がつまって毛口がふさがれると、毛嚢の中に皮脂がつまって面皰をつくる。
@ せっけん洗顔をしばしば行なう。
A ビタミンB6を含んだ軟膏の外用、ビタミンB6の内服を行なう。
しらくも(頭部白癬) @ 灰白色の粉をもった円形の病巣をつくる。1個のこともあるが多くは多発し、かゆみがある。毛がもろくなって切れやすく、菌が毛嚢に入ると、毛が抜けて再生しない。
A 白癬菌が頭髪に寄生して起こる。男児に多く、うつりやすいが、成長すると自然に治癒する。
@ カビを殺す薬(抗真菌剤)を使う。
・みずむし、たむしの治療に準じてよい。
A なおりにくい病気なので、家庭治療に頼らないで専門医の治療を受けることが望ましい。
多汗症 @ 汎発性多汗症―からだ全体に発汗の多いもので、運動時、気温が高いとき、精神的な緊張時に発汗が増す。甲状腺機能亢進症・内分泌障害・神経疾患にともなう病的なものもある。
A 局所性多汗症―手掌・足底・腋窩にかぎって、発汗が異常に多いものである。
・手掌・足底には皮脂腺はないが、油手の人に多いのは手背・足背の皮脂が汗と一緒に拡散してくるためである。
B 扁側性多汗症―神経系疾患、ことに交感神経の異常により、からだの片側だけに発汗の増量をみることがある。
@ 滑石末に殺菌剤または収れん剤を混ぜたものを散布し、汗の吸着と分泌をおさえる。3%サルチル酸アルコール、2〜5%ホルマリン・アルコールの塗布もよい。
A 精神的緊張をゆるめる意味で、精神安定剤の内服が行われる。
B 手術的には上胸部交感神経を切除する。
C 下着類は汗の吸収がよいもの、通風性の良いものを用い、体臭の予防をはかる。
汗疱 @ 汗口に汗がつまって、皮膚表面に近い部分に小さな水ぶくれを作り、破れると白く皮がむける。みずむしとは異なる。
A 入浴後、急に発汗したときに目立つ。子どもでは、土いじりなどで手足を汚したときに起こりやすい。
@ ラグルスクリーム、10〜15%サルチル酸ワセリンをすりこむ。
A 2〜5%ホルマリン・アルコールの塗布も有効である。
わきが @ アポクリン腺からの性質によって、皮膚表面の細菌で汗が分解されて起こる。特有の悪臭を放つ。
A アポクリン腺は思春期に発育するもので、本症もこのころに、はっきりしてくる。ことに女子に多い。
・ほとんど臭気がないのに、自分で悪臭があると信じ込み、悩む人も少なくない(臭汗恐怖症)。
@ 根治的には、手術により皮膚切除する。
A 防臭には、10%ホルマリン・アルコールの塗布。
B 殺菌剤、抗生剤軟膏をすりこむ。
C 焼きミョウバン、アルミニウム塩で発汗をおさえる。脱毛剤、電気分解で脱毛する。
多毛症 @ ふつうは硬毛をみない部分に、多数の硬毛が発生している状態をいう。性ホルモンとの関係が深い。
A 多くは、女子のばあい美容上の障害となるときに問題となる。
・局部的な多毛症には、あざが関係する場合が多い。
@ 電気分解や電気凝固による永久的な抜毛法のほか、脱毛クリームやワックス、毛抜きやかみそりで一時的に脱毛する。
A 漂泊法で目立たなくさせる方法もある。
無毛症 @ いっぱんには陰毛の発育の不十分なものをいい、ふつうは女子陰毛発育不全症を指す。
A 内分泌腺の働きに関係があり、劣性遺伝がみとめられる。
・完全に発毛を見ない例は非常に少ない。
・植毛術による方法のほか、最近では男性ホルモン軟膏を局所にすりこむ方法が多く用いられる。20歳代までのものに効果がいちじるしい。




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