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 ケロイド

 ケロイドには瘢痕(傷あと)から生じる瘢痕ケロイドと、瘢痕もないのに自然に生じる特発性ケロイドとがある。瘢痕ケロイドと肥大性瘢痕とを混同してはならない。

 <肥大性瘢痕>
 どんな病気か
@ 火傷や外傷などで生じた瘢痕の全部あるいは一部が肥厚して、健康な皮膚面から盛り上がった状態をいう。

A ケロイドは健康な皮膚面に広がるが、肥大性瘢痕は瘢痕の領域に限局されていて、周囲の健康な皮膚に拡大することはない。

 予防・治療
@ 傷を化膿させないように適切な治療をして、早く表皮に覆われた状態で治癒させることである。

A 表皮の再生が遅れることが予想されるような、大きくて深い傷では、植皮術をして治癒をはやめる。

B 肥大性瘢痕が新しく軽度なものは、半年〜1年くらい、放置するか膏薬を用いて自然治癒を待つ。

・治癒が望めないときは瘢痕部分を切除し、縫合または、植皮を行なう。
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 <特発性ケロイド>
 どんな病気か
@ 多くは胸の中央部、肩などにカニが足を広げたような形の腫瘍ができる。

・腫瘍は1つとは限らず、複数で発生することがある。

A 皮膚の性質異常ーケロイド体質ーが原因である。ケロイド体質の人では、傷の治ったあとがケロイドになる。

 症状
@ 腫瘍の表面は平滑で、褐色あるいは赤色をおび、周囲の皮膚より光沢がある。正常な皮膚よりやや硬い。

A 腫瘍のできはじめとか成長中のものでは、かゆみや軽度の痛みをともなうことがある。

B しだいに大きくなるが、無制限に大きくなることはない。

 治療
@ 放射線療法、とくに軟X線による治療が有効である。

・手術をすると、手術による瘢痕から必ずケロイドが再発する。

A ケロイドが古くなってX線の効果が低下したものは、手術的に除去し、X線を照射してケロイドの再発を防ぐ。

 <瘢痕ケロイド>
 どんな病気か
@ ケロイド体質の人に外傷、手術などの瘢痕ができると、その部分がしだいにケロイドになる。

A 瘢痕ケロイドは肥大性瘢痕と異なり、はじめの瘢痕部分より大きくなる。
 
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B 肥大性瘢痕は手術で除去しても再発しないが、瘢痕ケロイドは手術すればするほど大きくなっていく。

 症状・治療
 特発性ケロイドと同じである。

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