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皮膚病 血管腫



 

 血管腫

 血管腫にはいろいろな種類があるがもっともしばしばみられるのは海綿状血管腫と単純性血管腫である。多くは生まれつき、あるいは小児期に生じるが、中年以後の生じるもの(老人性血管腫)もある。

 <海綿状血管腫=いちご状血管腫>
 どんな病気か
@ 皮膚面から高まった、やわらかいいちご状の腫瘍(ストロベリー・マークともいう)である。

A 生後1ヶ月以内にできはじめ、しだいに大きくなるのがふつう。生後1〜2年ごろから小さくなりはじめ、多くは6〜7歳ごろまでに自然治癒する。

・腫瘍の生長速度や大きさはさまざまで一定しない。

 症状
@ 腫瘍は鮮紅色ないし暗紅色調をしめし、指でつまむと、その中の血液が体内に押し戻されるために、スポンジをつまむような感触がある。

A 自然に治癒するが、その途中でしばしば潰瘍ができて、潰瘍のあとには瘢痕を生じることがある。
 
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 <単純性血管腫>
 どんな病気か
@ 皮膚面と同じ高さの赤色斑で、しだいにブドウ酒のような色になってくる。

A 多くは生まれた直後からみられ、顔半面、腕1本というような広い範囲におよぶものも少なくない。

・みけんや首の後部に生じたものはしばしば自然に消えるが、ほかの部位に生じたものは消えない。

 症状
@ 赤色斑を指で押すと、血液が排除されて赤みがなくなる。

A ときには、10〜20歳代のころから赤色斑の上に赤色のいぼ状のかたまりができたり、血管腫が全面にわたってはれてくることがある。

クリッペル・ウェーバー症候群
 単純性血管腫を生じた部位が肥大した状態である。四肢の場合は長くなり、顔面の場合は顔が左右対称でなくなる。

スタージ・ウェーバー症候群
 顔面に生じた血管腫が同時に眼球内や脳に生じ、てんかんや緑内障を起こした状態である。眼科・精神科・脳外科などの診療が必要となる。
 
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 <老人性血管腫>
 中年以後のみられる。いっぱんにコメ粒程度の大きさで、皮膚面から少し盛り上がったものである。

・とくに治療の必要はない。

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