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鼻づまり 嗅覚 鼻声



 

 鼻の病気の特徴

 鼻の構造と働き
@ 構造
 顔の中央に三角すい形につき出ているものが外鼻で、そこに外鼻孔がある。鼻腔を左右に分けるものが鼻中隔、側壁の凹凸が上、中、下鼻甲介である。天井部に嗅神経が分布し、粘膜には豊富な血管静脈叢や粘・漿液分泌腺がある。また側壁から小孔を通して副鼻腔と交通している。

A 働き
 呼吸のために鼻腔を通過する空気は、加温、清浄化を受け、そのさい嗅神経は刺激されて、においを感じる。そのほか鼻音、鼻声後のさいに共鳴器としての働きもある。

 症状
 <鼻閉(鼻づまり)>
@ たんに呼吸困難を感じるだけでなく、鼻の圧迫感、鼻痛、頭重、頭痛を起こす。嗅覚を消失し、非常な不快を感じる。

・鼻呼吸の不足を補うため口呼吸になり、このため咽頭炎を起こし、睡眠障害におちいる。

A 原因は生まれつき鼻の内腔が狭い人がおり、また鼻中隔湾曲もその程度により同じ訴えをする。急性鼻炎・アレルギー性鼻炎・肥厚性鼻炎・鼻たけ・蓄膿症などでも起きる。

・その他はほとんどすべての鼻科疾患がこの訴えを起こし、また鼻咽頭疾患でも起こす。とくにアデノイド増殖症のときにははなはだしい。

 <嗅覚減退・消失>
@ 呼吸性嗅覚減退
 嗅覚は吸気が鼻内の嗅部にとどき、嗅神経を刺激して発生する。したがって、急性、慢性鼻炎・鼻中隔湾曲・鼻たけ形成・腫瘍発生などで吸気が嗅部に届かないときは嗅覚が起きない。
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A 神経性嗅覚減退 吸気が嗅部に届いても嗅神経、または嗅覚神経中枢が麻痺していれば嗅覚は起きない。

 <鼻漏(はながでる)>
@ 鼻漏の性質
 鼻汁には水性、粘液性、膿性、血性などがあり、アレルギー性鼻炎では水性、慢性鼻炎・副鼻腔炎などでは粘液性または膿性、ジフテリア・鼻梅毒・がんなどでは血液膿性のことが多い。

A 鼻漏の出る場所
 外鼻孔から流出するときは鼻入り口湿疹を起こす。咽頭の方へ流れるときは喀痰と間違える。

 <鼻声>
@ 鼻づまり声(閉鎖性鼻声)、鼻抜け声(開放性鼻声)などはいずれも鼻がつまっているか鼻と口腔、咽頭の交通が広いかで起きる。

A 肥厚性鼻炎・蓄膿症・口蓋裂・腫瘍などのときに起きる。

 治療
@ 自家療法
 いちばん大切なことは鼻の清掃である。医師の場合は鼻洗浄、鼻吸引などの処置を行なうが、これのもっとも簡単な方法は頻回に鼻をかむことである。小児などに鼻をかませることは自然的に治療行為をしていることになる。

・この場合1万倍塩酸アドレナリン液やその他の粘膜収縮剤を点鼻するといっそう効果を高める。
・今日では、抗生剤や副腎皮質ホルモンの注入剤も市販されているが、適当な指導者のもとで自家的にこれを行なうことができる。

A 薬物療法
 自家療法だけではもちろんすべての病気が治るわけではなく、ときには各種の薬物を内服したり注射したりする。
 
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B 外科的手術
 外科手術や放射線治療をしなければならないこともある。この場合は程度のよっては入院して治療を受けなければならない。

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