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 鼻中隔湾曲症

@ 鼻中隔は鼻腔を真ん中で右と左の二つの部屋に分けている、ふすまのようなものである。このふすまのような鼻中隔の湾曲がふつうより強いと起きる病気である。

A 脳が発達して重くなった人間では、その重みのため、まるでかもいが下がってふすまの寸法が合わなくなり、曲がって入ってしまったような形になっている。したがって、脳の発達の悪い動物にはこの湾曲はない。

B 鼻中隔の湾曲は外傷による場合もあるが、多くは先天的なものである。

C 日本人でこの湾曲のあるものは軽度の病的でないものを含めると成人で80〜90%であり欧米なみである。とくに鼻の高い人に多く、ひどい人では外鼻の線が曲がっていることもある。

 症状
 湾曲の程度が強かったり、鼻腔に炎症のような変化が起きたりすると症状があらわれてくる。

@ 鼻閉が起きる
 曲がった側の鼻腔は狭くなるので、空気の通りが悪くなり鼻づまりが起きる、
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A 出血や頭痛が起きる
 せまいところを空気が無理やり通るため炎症を起こしたり粘膜を傷つけて、出血しやすくする。ときには頭痛が起きることもある。

B 肥厚性鼻炎が起きる
 湾曲していない側の広い鼻腔に、多量の空気が一時に押し寄せて粘膜を刺激し、肥厚性鼻炎を起こすこともある。

 治療
@ 先天的に中隔の骨や軟骨が曲がっているので、治療法は手術以外ない。

A 手術は耳鼻科のうちでは小手術の部類である。慣れた医師なら20〜30分ですむ。

B 入院しないで手術できる。しかし手術後出血したり化膿したりすることがあるから、2〜3日入院することが望ましい。

C あおむけに寝て鼻を冷やし、医師の指示で化膿止め、止血剤を服用する。

D 鼻の中のガーゼも1〜3日で取れ、1週間くらいでふつうの生活のもどることができる。


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