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 その他の鼻の病気

病名 どんな病気か 症状
肥厚性鼻炎 ・鼻腔にある鼻甲介の粘膜組織が増殖、肥大して、鼻づまりがおこる病気である。
・慢性鼻炎、アデノイド、蓄膿症などを放置していると起きる。
・発育中に鼻中隔湾曲症が起きると両側の鼻の空気のとおり方に強弱ができ、鼻腔の広い方の鼻甲介がこれを調節するために肥大して起きる。
・ある種の点鼻薬を乱用、連用することでも起こることがある。
・おもな症状は鼻づまりである。夜になると特に強く自覚する。
・鼻汁が正常人より増加する。粘液性の鼻汁である。
・鼻がつまるので嗅覚が減退する。
・ひびきのない鼻づまり声になる。
・睡眠が阻害され、いびきをかき、頭痛、頭重感があり、精神の安定が乱れて鼻性神経症が起きる。
・ときどきは物覚えが悪く、根気がなくなり、機嫌がいつも変わりやすく鼻性注意不能症になる。
 治療
・まず専門医の診断を受け、手術の要不要を決めてもらう。
・肥厚が一部分で、手術しないで治療できる場合には患部へ薬液を塗布し麻酔、貧血させて肥厚の収縮をはかる。同時にアルカリ性の薬液で鼻腔を洗い、粘膜の収れん剤を塗布する。
・保存療法で治癒しない場合には手術で病的に肥大した鼻甲介粘膜を骨とともに切除する。同時に鼻腔内を正常の形態に整形する。
委縮性鼻炎 ・鼻甲介骨や鼻粘膜が委縮し、鼻腔内が異常に広くなる病気である。
・鼻をかんでも空気が鼻腔を楽に通過するため鼻の側壁や中隔に濃い粘液がついても排除されにくい。
・鼻腔に付着した分泌物は乾燥すればかさぶたになり臭くなる。かさぶたができなくても鼻汁が出きらないので鼻閉感が取れない。
・かさぶたができて腐敗性の強烈な悪臭を発散する臭鼻症(くさっぱな)とかさぶたができないで乾燥する単純性萎縮性鼻炎がある。
・原因は不明である。
 <臭鼻症>
・鼻粘膜と甲介骨の強い委縮。
・たくさんのかさぶたができる。
・強い独特な悪臭。
・強い鼻閉感と乾燥感。
・頭重、精神的憂うつ症を起こす。
・つぶれたような鼻(鞍鼻)になる。
 治療
・微温にした生理的食塩水、重そう水ホウ酸水などで鼻腔内を洗浄してかさぶたを洗い流し、葉緑素剤の噴霧や塗布を行なって悪臭をのぞく。
・鼻腔を狭くする手術を行なう。
・蓄膿症があったら同時に手術してなおしておくこと。
 <単純性萎縮性鼻炎>
・鼻粘膜が乾燥し鼻閉感が起きる。
・鼻咽頭から咽頭が乾燥するためせきの発作が起きる。
・鼻出血がおこることもあるが、鼻は臭くならない。
・嗅覚には異常が起きない。
 治療
・原因が不明であるから対症的に治療をする。鼻腔内の乾燥をのぞき、清潔に保つため蒸気吸入、鼻洗浄スプレーで薬液噴霧などを行なう。
・たばこを禁止し、工場では完全なマスクを用いる。
鼻前庭炎 ・鼻の入り口から周辺がただれる病気である。
・いつも鼻汁を垂れ流していたり、指などで鼻の入り口や周囲をいじりまわしたりすると、小さな傷口ができ細菌が感染して起きる。
・小児のばあい、頭、顔などにおできや湿疹ができているときにそこをいじった指先で鼻に触ったりすると、鼻の入り口に飛び火して起きる。
・外鼻孔からその周囲が赤くただれてはれる。
・分泌物が出て、じくじくしたり、かさぶたが付着したりする。
・かさぶたを取り除くと皮膚に裂け目ができていたり、しこりがあったりする。
・触れれば痛み、腫脹感(はれぼったい感じ)がある。
・血の固まったかさぶたがついているとジフテリア菌が感染していることがあるから注意が必要。
・梅毒や結核でも同じ症状になる。
 治療
・鼻の入り口部やその周辺は、いつも清潔にしておくことが必要である。いじりまわさないこと。
・頭や顔などの「おでき」から飛び火を起こさないように注意すること。
・汚れた患部は、過酸化水素などで清掃する。
・清掃したあとをじゅうぶんにマーキョロクロームなどで消毒する。
・ただれた皮膚の表面はチンク油などを塗布して保護し、外部から直接刺激を受けないようにする。

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