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 においの異常

 原因
 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)・急性副鼻腔炎・肥厚性鼻炎・委縮性鼻炎・鼻炎(鼻カタル)・アレルギー性鼻炎・鼻中隔湾曲症・鼻たけなど、鼻腔や副鼻腔の疾患によって起こる病気である。

 症状
@ ふつうにおいの異常には、においがよく感じられない嗅覚減退、においがまったく感じられない嗅覚脱失の二つの症状がある。

A その他の異常感覚には嗅覚過敏性増加や、あるにおいを他のにおいに間違える嗅覚錯誤症がある。

・不快なにおいをこころよいにおいに感じる芳嗅症、においがないのに嗅感を生じる嗅感幻覚、いちどかいだにおいを何時間も何日も感じている後遺嗅感などもある。

 診断
 においの異常はいろいろな原因によって起こる。完全な治療を行なうためにはこの原因の発見がもっとも大切になる。したがって、次のような検査を行ないその結果を総合して嗅覚障害の程度、部位を診断する。

@ 全身的検査法
 問診のほか、血液、尿、便、血圧、ワッセルマン反応、自律神経機能、内分泌などの理学的検査と精神神経学検査などがある。
 
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A 局所的検査法
 既往歴や現病歴を詳しく調査する。そのほか鼻内の精密検査、嗅覚検査、X線検査などを行なう。特に嗅覚検査は次のような検査を行なう。

・自覚的検査法
 においをかがせて患者がにおったかどうかを調べる方法で、嗅感覚の有無や嗅素の種類を検査する定性的検査法と、においの刺激の大きさをいろいろ変化させて感受能力を測定する定量的検査法とが行われる。

・他覚的検査法
 においをかがせて、その刺激によって起きるいろいろの反応を、患者自身の感じによらないで脳波や皮膚の電気反射などによって測定する方法が取られる。

 治療
@ 薬物療法
 末梢神経刺激剤、自律神経剤、自律神経遮断剤、ホルモン剤、代謝賦活剤、血管に影響する薬物、抗炎症剤、抗アレルギー剤、利尿剤、鎮静剤などを全身的、あるいは局所的に使用する。

・神経症的要因のある場合にはコンドロイチン硫酸、パントテン酸などの代謝賦活剤、高単位ビタミンB1、メプロバメートなどを使用する。

・ステロイドホルモンは鼻内に噴霧して用いると有効な場合がある。ホルモン剤としては、女性ホルモン、男女混合ホルモンなどを使用する。

・真性嗅覚障害にはジオール製剤、プロカイン静脈注射療法などが使用される。

A 物理療法
 平流電器、超音波、温浴などの方法がある。
 
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B 手術療法
 原因疾患の根治手術が大切である。

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