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 急性鼻炎

@ 鼻の粘膜に炎症が起きる病気で、かぜとのつながりが非常に深く、俗に鼻かぜと呼ばれる。湿度や温度が急激に変わるときに発病しやすい。

・温度が低い(寒い)だけではあまり起こらない。

A 年齢、性別、季節、風土に関係なくだれでもがかかる、たいへん多い病気である。

B この病気はたいへんかかりやすい人とかかりにくい人がいる。これは全身の抵抗力が強いか弱いかで決まることで、ふだん体を鍛えてある人はかかりにくい。

C アデノイドのある小児などはかかりやすい。

 原因
@ ウイルスの感染による
 現在のところウイルスの感染で起こるものと考えられている。それでいっぱんに鼻粘膜の抵抗を弱くするような環境にある人に多くあらわている。

・たとえば、汚れた空気の中で働く人や、製粉、タバコ製造、毛皮師(なめし業)、硫酸、塩酸、アンモニアなどの蒸気の出る工場で働いている人などに多い。

A かぜとともに発病する
 かぜにかかると鼻の粘膜にカタルがおこり、その抵抗力が弱まって細菌が感染しやすくなる。したがってかぜにかかると急性鼻炎も起きやすくなり、かぜとともに起きてくる。

・湿地で足を濡らしながら働く、かぜにかかりやすい状態の人に多発している。

 症状
 炎症はまず鼻の粘膜から始まり周囲へ広がっていくのがふつうである。
 
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@ 初期の症状
 鼻内がむずむずしてくさめが連発し、涙やせきが出てくる。また、鼻の中がはれて乾燥した感じが強まり、つまる感じがして不愉快になる。

・かぜにかかってから起きることが非常に多い。そのため、はじめは寒気、震え、発熱、頭痛、頭重感、全身倦怠、眠気、仕事がおっくうになるなど、かぜと同じ全身症状があらわれる。

A 中期の症状
 初期の症状が数時間から24時間ほど続いたのちに、多量の水っぱな(水様鼻漏)が出てくる。この鼻汁は時間がたつとしだいに粘液性になり、粘液膿性に変わる。最後には純膿性の鼻汁になることもある。

・多量の鼻汁のため鼻の入口部からその周辺がただれてはれたりする。

B 後期の症状
 鼻汁が多くなる時期には、鼻腔の粘膜ははれ、強い鼻づまりがおこり、鼻呼吸が困難になる。このため、物のにおいも分からなく(嗅覚障害)鼻づまり声になる。たばこのにおいなどもわかりにくくなってくる。

・ひどいときには中耳炎、蓄膿症、咽喉頭炎、気管・気管支炎などを起こす。

 治療
@ 心身の安静
 心身を安静に保ち、新鮮な空気を呼吸し、湿度、温度の急変を避ける。

A 全身療法
 原因がかぜの場合には、熱には解熱剤、細菌感染には抗生剤、サルファ剤などを服用してのかぜの治療を行なう。

B 局所療法
 耳鼻科医の鼻に対する加療が必要である。鼻腔の換気と分泌物(鼻漏)の排泄が自由にできるように治療を行なう。

・とくに乳幼児では栄養補給のため、全身療法とともに、鼻づまりをなくすための局所療法が必要になる。

 予防
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@ 予防的治療
 炎症が副鼻腔、中耳、咽・喉頭、気管・気管支などへ発展しないよう、早く専門医の予防的治療を受ける。

A 身体の鍛練
 かぜにたやすくかからないようからだに抵抗力をつけるため、平素からからだの鍛練を行なう。また、鼻粘膜への細菌感染をふせぐ心得などに注意すべきである。

B アデノイドの処置
 アデノイドのある子どもは、放置しないではやく治療を受けることが大切である。

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