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紫外線 効果


 日光浴にはどんな効果があるか

 西洋には「日の入らぬ家に医者が入る」ということわざがあるように、日光には健康に各種の有益な作用を及ぼす。この作用は、日光の中の紫外線と赤外線、特に赤外線によるものである。

 紫外線の効果
 紫外線は人体の皮膚の中にビタミンDを形成して、骨や皮膚を強め、その成長を促す。また、くる病の予防と治療、骨、関節、リンパ節、皮膚などの結核、結核性腹膜炎、関節や筋肉のリウマチ、神経痛、各種に皮膚病に対する治療効果もある。

 赤外線の効果
 赤外線の温熱作用によって身体が温まると、皮膚血管が拡張して血液循環が活発になり、その結果、物質代謝が盛んになる。

 日光浴はどのように行なう

 医師の指導によって
 紫外線の適応の判定は難しい点が多いので、必ず医師の指導によって行なう。

 例えば、肺結核の場合には病巣の状態によっては、日光浴によって病勢を悪化させる危険がある。

 一定のプランに従って
 足部の短時間照射から始めて、しだいに照射の時間、部位、面積を増し、最終的には頭部を除く全身照射に至る、というように医師の指導によるプランによって行なう。

・ 頭部を覆う;頭部に直射日光を浴びると日射病になるので、帽子などで常に直射日光をさける。

 季節との関係
 春秋は日光浴には好適な季節である。紫外線の強烈な夏は朝夕短時間の日光浴が望ましい。

 風を避ける
 身体を露出するので、風のない事、または風が直接身体に当たらないような場所を選ぶことが大切である。直接風が当たると、体温が奪われて害がある。太陽光線が豊富で風さえなければ、低温の冬の高原でも雪上でも日光浴はできる。

 高地・海岸は好適
 人体には有益な作用を及ぼす短波長の紫外線は、大気汚染によって減少するが、この点、高地、海岸は大気汚染が少なく、しかも紫外線がまんべんなく降り注ぐので日光浴には最適である。

 室内で行なうには
 窓を開け放つか、窓に紫外線透過ガラスを用いる。ふつうのガラス、ことにホコリの付いたものは紫外線を通しにくい。




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