生活習慣 便秘・下痢

私たちのからだと健康
TOP > 生活習慣 > 便秘・下痢

便秘 下痢



 

 便秘・下痢

 便秘(とくに常習性便秘)

 便が大腸下部に長くとどまり、水分が過度に吸収されて排泄しにくくなり、排便回数が少なくなる状態。

@ 便秘の害
 2〜3日便秘しても特別の障害はあらわれないが、長く便秘状態が続くと、頭痛・倦怠感・食欲不振・腹痛・腹部膨張などをまねく。老人では発熱の原因にもなる。

A 常習性便秘
 便意があるのに、便意をおさえて排便せず、大腸の刺激と運動の高まりに応じない習慣がつくと、やがて大腸の刺激や運動は弱くなり、便は大腸下部に長くとどまるようになって、常習性便秘がおこる。

● 肛門部に痔などの痛みのあるときや、腹部の手術ののち腹圧がじゅうぶんに加わらないときにも便秘がおこる。

B サラリーマンの便秘
 朝あわただしい出勤時に便意をおさえるのが原因で、サラリーマンには便秘が多い。

C 女性の便秘
 女性のたしなみで便意をおさえがちであり、座った仕事が多いので下腹部に充血がおこりやすく、便秘をまねきやすい。
 また、何回もお産をした女性は腹壁や骨盤の筋肉がゆるみ、腹圧が低下して便秘の原因となる。なお、妊娠中は子宮が直腸を圧迫して便秘しやすい。
 
スポンサードリンク
D 老人の便秘
 腹壁の筋肉がおとろえ、腹圧が低下するので便秘が多い。

E いきみと血圧
 排便時に強くいきむと、胸部、腹部の内臓の血行がさまたげられ、心臓、脳などに血液が集中して一時的に血圧が急上昇し、脳卒中、狭心症などをおこすことがある。老人の排便中の脳卒中は多い。

F 便通を習慣づける
 毎日規則的に排便するには、たとえば、朝コーヒーを飲んだのち、かならず排便に立つなどの習慣をつけると、なかば条件反射的に排便できるようになる。

G 朝、水分をとる
 起床時に水や牛乳を飲むと、腸の運動と刺激がうながされ、大腸下部の内容物の水分がたかまるので排便が容易になる。ことに食塩水は浸透圧が高いので効果的である。

 下痢

 便の大腸下部にとどまる時間が短くて水分の吸収が悪いばあいや、水分が多すぎて吸収しきれないばあい、便は水様便となり、排便回数が多くなる。

@ 下痢の害
 一時に大量の下痢をすると体内の水分が失われ、けいれん、虚脱、皮膚の乾燥がおこる。慢性下痢では、栄養不良や、ビタミン欠乏によるかっけ、鳥目などをまねく。

A 下痢の原因
 大食や冷水など飲みすぎで腸壁の刺激が過度に高まり、その結果便の通過がはやくなる。また、赤痢、腸結核、腸がんなど腸壁に異常があると、水分の吸収が行なわれない。

B しぼり腹
 便意があってトイレへいっても意のままに排便できない、またすぐトイレへ行きたくなるという状態の下痢がある。俗に「しぼり腹」といわれ、赤痢などで肛門部に近い腸に潰瘍があるときの特徴。

C 下痢と食物
 固形食とくに線維の多い植物性食品をさけ、軟食、流動食をとり、ビタミン・タンパク類を補給する。急性の大量下痢のばあいには、リンゲル液注射で水分を補給する。
 
スポンサードリンク

 




 

Copyright (C)  私たちのからだと健康 All Rights Reserved