生活習慣 いびき、寝汗、寝相

私たちのからだと健康
TOP > 生活習慣 > いびき、寝汗、寝相

睡眠 いびき



 

 いびき、寝汗、寝相

 いびきの悩み

@ 日本人の52%はいびきをかくといわれている。いちばんいびきをかくのは50歳前後、いちばん少ないのが30歳前後で、男女の比は6対4の割合である。

A 口を開けてみると、のどの奥はアーチ状をしており、中央部に突起が下へさがっている。アーチ状の部分を後口蓋弓(こうこうがいきゅう)、中央の突起を口蓋垂(こうがいすい)という。

B 眠っているとき、この部分が息の流れにあおられて振動すると、いびきという音を発する。

C 後口蓋弓のせまい人、口蓋垂の長い人ではとくにいびきが大きくなる。また、眠りの深いばあい、麻酔をかけたとき、飲酒のあと、脳卒中などのばあいには、このあたり一帯の緊張がゆるんで大いびきとなる。


D いびきは鼻炎・蓄膿症・アデノイド・扁桃腺肥大・咽頭炎など上気道の病気や異常によって鼻で呼吸することが困難なとき、また不正咬合があり、唇を合わせにくい人にも多い。
 
スポンサードリンク
● 気道のまわりの粘膜のたるみ・分泌物・異物などが呼吸のたびに振動して呼吸騒音をおこし、これがいびきであるという説もある。

E いびきは寝姿勢やまくらの傾きを変えるだけで、気道のなかの空気の流れが変わってなおることが多い。習慣的にいびきをかく人は、耳鼻科医の診断を受けるとよい。

 寝汗は健康な人でもかく

@ 寝汗は病気の時にかくだけではない。健康な日々の眠りでも相当の発汗がある。ふつう成人のばあい一晩の睡眠にかく汗の量は200〜300c、つまりコップ2杯分に相当する。

A 汗の出方には、手のひらや足の裏から出る精神性発汗と、その他の部位から出る身体性発汗の2種類がある。

B 寝汗の原因については分からない点が多いが、寝ついた直後は精神性発汗は急速に減退し、身体性発汗が優位となる。眠りが深くなるにつれ汗の量も増すが、逆説睡眠相では精神性・身体性ともに減退し、目覚めと同時に急速に引いていく。

● 寝具はこの汗を吸収するため、吸湿性・通気性が大切な条件となる。

 寝相

@ 身だしなみの上からはともかく、生理的には、自然のままの寝姿勢がいちばんよい。女性の入眠時の姿勢を調べた結果では、横向き49%、仰臥45%、うつぶせ6%となっている。

A 健康な人は、一晩の眠りに20〜30回寝返りを打つのがふつうである。したがって、寝入るときにあおむけに寝たとしても、寝返りとともに寝相はいろいろに変化する。

 仰臥
 背骨から足先までまっすぐにのばして寝るのがいちばん楽な姿勢である。ただし夏期の発汗の効率はわるい。

 うつぶせ
 胸部を圧迫するためよくないといわれているが、生理的にはべつに問題はない。赤ちゃんのばあい、生後7〜8か月になったら肩や背中の筋肉を発達させるため、わざとうつぶせに寝かせることも悪くない。ただこのばあいは窒息をさけるため、顔は必ず横向きにさせ、やわらかい布団はさけること。
 
スポンサードリンク
 横向き
 左を下にする姿勢は心臓を圧迫すると考えがちだが、心臓は胸郭によって保護されているためその心配はまったくない。女性に横向きが多い理由として、女性は殿部が大きく弾性の少ない寝具に寝たばあい、仰臥すると腹部が突っ張り寝苦しいということがあげられる。やわらかすぎる寝具のばあいも、横向きが多くなる。

B 寝相には寝具が関係するが、からだの筋肉や関節をゆるめ、緊張をほぐす楽な姿勢ならどんな寝相でもよい。むしろ一つの姿勢に固定しないで、ときどき変わるほうが疲れをとる目的にはかなう。

 




 

Copyright (C)  私たちのからだと健康 All Rights Reserved