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寝汗


 寝相・寝汗

 寝相

・ 身だしなみの上からはともかく、生理的には、自然のままの寝姿勢が一番よい。女性の入眠時の姿勢を調べた結果では、横向き49%、仰臥45%、うつ伏せ6%となっている。

・ 健康な人は、一晩の眠りに20〜30回寝返りを打つのがふつうである。したがって、寝入るときに仰向けに寝たとしても、寝返りとともに寝相はいろいろに変化する。

 仰臥
 背骨から足先までまっすぐに伸ばして寝るのが一番楽な姿勢である。ただし夏期の発汗の効率は悪い。

 うつ伏せ
 胸部を圧迫するためよくないといわれているが、生理的には別に問題はない。赤ちゃんの場合、生後7〜8か月になったら肩や背中の筋肉を発達させるため、わざとうつ伏せに寝かせることも悪くない。ただこの場合は窒息をさけるため、顔は必ず横向きにさせ、柔らかい布団は避けること。

 横向き
 左を下にする姿勢は心臓を圧迫すると考えがちだが、心臓は胸郭によって保護されているためその心配はまったくない。女性に横向きが多い理由として、女性は殿部が大きく弾性の少ない寝具に寝た場合、仰臥すると腹部が突っ張り寝苦しいということがあげられる。柔らかすぎる寝具の場合も、横向きが多くなる。

・ 寝相には寝具が関係するが、身体の筋肉や関節をゆるめ、緊張をほぐす楽な姿勢ならどんな寝相でもよい。むしろ一つの姿勢に固定しないで、ときどき変わるほうが疲れをとる目的にはかなう。


 寝汗は健康な人でもかく

・ 寝汗は病気の時にかくだけではない。健康な日々の眠りでも相当の発汗がある。ふつう成人の場合一晩の睡眠にかく汗の量は200〜300c、つまりコップ2杯分に相当する。

・ 汗の出方には、手のひらや足の裏から出る精神性発汗と、その他の部位から出る身体性発汗の2種類がある。

・ 寝汗の原因については分からない点が多いが、寝ついた直後は精神性発汗は急速に減退し、身体性発汗が優位となる。眠りが深くなるにつれ汗の量も増すが、逆説睡眠相では精神性・身体性ともに減退し、目覚めと同時に急速に引いていく。

・ 寝具はこの汗を吸収するため、吸湿性・通気性が大切な条件となる。




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