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冷浴 寒冷刺激



 

 冷浴

 冷浴の効果

@ 寒冷刺激による強壮法


 冷たい水の刺激にたいして身体が正常な反応(水治反応)をしめした場合には、筋肉・内臓・内分泌などの活動がたかまり、血液の循環がよくなるので、食欲・消化・吸収が進む。冷浴は、この水治反応を利用する一種の強壮法である。

A 寒冷に対する皮膚の訓練

 寒冷に対して身体の反応が正常に敏速におこるようにする、皮膚の訓練法である。


 かぜの予防になるか
 かぜそのものは感染するから、冷水浴や冷水摩擦では予防できないが、寒冷に対する抵抗力を強める意義は大きい。

B 心身を緊張させる

 起床時などに行なえば、弛緩した心身を一挙に緊張させ、ただちに活動できるような体制にする。

 冷浴にはどんな注意が必要か

 寒冷刺激に身体が正常に反応しないばあいには、水治反応があらわれないばかりでなく、かえって有害である。
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@ 健康な人に限る

 病人ことに腎臓病・心臓病・高血圧の人や、栄養不足・虚弱・貧血などの人には水治反応が良好にあらわれない。

A 体調のよいときに限る

 健康な人でも、睡眠不足や疲労したときには、水治反応があらわれない。皮膚の色は青白くなり温感が生ぜず、不快な寒気がつづくことが多い。

B 長時間にわたらない

 寒冷の作用する時間が長すぎると、皮膚の神経が麻痺して水治反応があらわれにくい。時間は季節や水温によって違うが、皮膚の感覚がなくならないうちにやめることを一応の目安にすればよい。

C 水温を調節する

 適温はいちがいには言えない。しかし、とくに冷水浴のばあいには、年齢や季節を考慮して、皮膚の感覚が失われない程度に水温を加減する。また、はじめは下肢からはじめて全身におよぶなどの工夫も必要である。

D 最後は乾いたタオルで

 冷水浴・冷水摩擦いずれのばあいも、最後は乾いたタオルで、じゅうぶん皮膚を摩擦する。


 水治反応とはどんなものか

 水治反応とは、冷水の刺激にたいしてからだがしめす第二次の反応である。

@ 第一次の反応

 皮膚の血管はすぐに収縮し、血液は急激にからだの深部に送られる。これは、外部の寒冷によって、血液の温度(体温)がうばわれるのをふせぐための反応である。この結果、皮膚や内臓には次のような変化がおこる。

● 皮膚は青白く冷たくなり、鳥肌が立つ。ふるえがおこるのは、ふるえによって熱を発生させて、体温をたもつためである。

● 脳や腹部の内臓は充血し、同時に血圧が上がる

A 第二次の反応(水治反応)
 
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 からだの反応が正常なばあいには、第一次の反応につづいて水治反応がおこる。皮膚の血管は拡張して血液循環がよくなるため、皮膚はあたたかくやわらかになって、鮮紅色を呈する。

 水治反応がおこって血液循環がよくなるとともに、内臓の諸器官のはたらきがさかんになり、あらゆる機能が活発になる。

 




 

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