生活習慣 うがい、顔を洗う、目を洗う、歯を磨く

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うがい 顔 目 歯



 

 うがい、顔を洗う、目を洗う、歯を磨く

 うがいの効果
 
@ 口のなかの細菌

 口腔とのどの粘膜面は、温度・湿度・栄養などの条件がそろっているため、細菌の絶好の温床となる。また、鼻腔や唇をとおって外部から病原菌も侵入しやすい。

A うがいの効果
 細菌やウイルスを殺す力はほとんどないが、口腔やのどの粘膜面を洗って一時的に菌を洗い流す効果は大きい。そこで、インフルエンザなど呼吸器系伝染病の流行時に、予防のためにうがいを行なう。


● 20立方aの食塩水のうがい液のなかに40万〜400万の生きた菌がみられる。
● うがい直後に粘膜面の菌は急激に減るが、15〜30分でもとの数にもどる。

B のどの奥まで
 天井をむいて、のどの奥まで数回洗わないと効果がない。

C 各人のコップを決めて
 学校や職場では、各人のコップを決めて行なう。

D うがい薬
 市販のうがい薬は、食塩水・水道水・番茶などと、効果の点ではそれほどの違いはない。


<顔を洗う>
 洗顔の衛生的な意義
 
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@ 顔は汚れやすい
 顔と手はつねに外部に露出しているので汚れやすい。しかも、顔は手ほど洗う機会が多くないので、もっとも汚れやすい。

A 伝染病の予防
 顔には口・目・鼻・耳など、細菌におかされやすい器官があり、しかも多くの伝染病の病原体は口から入る。顔を洗うことは伝染病予防の意味が大きい。

B 湯と水
 汚れを落とすには水よりも湯が効果的である。しかし、熱い湯は、皮膚に潤いを与える皮脂まで洗いだすので、ぬるま湯(39度程度)がよい。

C 石けん
 石けんの使用後は皮膚がアルカリ化し、また潤いが失われる。年齢が若く皮膚が健康であれば、皮膚自体の力でアルカリは中和され、皮脂と水分を分泌して皮膚表面にクリーム様の乳化膜がつくられる。

 皮膚の弱い人や中年過ぎの人はこの作用が弱いので、洗顔後には酸性化粧品でアルカリを中和し、乳液、クリームで潤いを与えることが必要になる。


<目を洗う>
 目を洗う意義

@ 鋭敏な目の粘膜

 目の粘膜は敏感で、刺激や細菌によって発病しやすいから、つねに清潔にたもつ必要がある。

● 目の粘膜は全身の変調をただちに反映するので、目の粘膜の症状が内科診断の手段になるほどである。

A 異物から目をまもる
 角膜異物(ほこり・ごみ・微細な金属破片など)で目を傷つけないように、これらを洗い流す。

B 食塩水、硼酸水で洗う
 1%の食塩水化、1〜2%の硼酸水がよい。

C 目薬で洗う
 美容眼薬は、充血を止めて目を澄んだ感じにするために血管収縮剤を使ってあるが、連用するとかえって充血をおこす。

 血管収縮剤は、長期間使用すると、かならず第二期充血をおこす。

@ 虫歯の予防
 歯はなぜ磨くのか
 
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 虫歯は口中の含水炭素が乳酸菌で発酵し、その乳酸が歯の表面をとかしておこる。歯を磨いて食物の残りかす(含水炭素)をのぞくことは、虫歯の予防としてまず第一に必要である。

A 歯槽膿漏の予防
 歯槽膿漏は歯肉の老化現象である。歯を磨くことは、歯肉の血行を良くし、歯肉の上皮組織を強めるので歯槽膿漏の予防になる。

 効果的に歯を磨くには

@ 豚毛の歯ブラシ
 従来は中国産の豚毛を使った歯ブラシが主であったが、いまではナイロンのものが多い。

A ナイロンの歯ブラシ
 熱湯には弱いが、多くの点で豚毛にまさる。ハード(かたい)、メディウム(中間)、ソフト(柔軟)の3種のうち、メディウムあるいはソフトが無難である。

B 歯ブラシの大きさ
 アメリカ歯槽膿漏学会推薦のものは、植毛部2.7a、毛あし1.2aで2列6毛束のもの。歯の内側まで楽に磨くことができる。

C 従来の歯磨き法
 横磨き90%、たて磨き10%の従来の方法を長く続けると歯肉を痛め、楔状欠損(歯頚にすり減った段ができる)をおこす。

D 新しい歯磨き法
 歯肉からはの先端にむかって磨く。歯の外側内側とも、2〜3本ずつ歯に繰り返し行い、臼歯は咬合面も磨く。この方法は歯を傷つけず、歯のあいだのかすを除去し、歯肉を適当に刺激して血液循環をよくする。

E 歯磨き剤
 補助剤であって、とくに大きな意味はない。また、種類別による効力にも、ほどんど差異がない。

F 歯磨きの回数
 朝の洗顔時の1回より、食後すぐに磨くのがよい。

 




 

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