運動 身体的効果

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運動 筋肉への効果


 運動の身体的効果

 筋肉が太くなる
 運動の筋肉への効果は、筋肉のもとになっている筋線維の太さの増加となって表れる。反対に、運動をしないと、筋線維は細くなり、筋肉は委縮して退化する。

 力がつく
 筋力は、筋の太さに比例するので、筋肉が太さを増すと同時に力がつく。

 持久力を高める
 筋肉に分布する毛細血管数も増加する。それで、筋への血液の供給を増大させ、運動時に筋に必要な酸素やグリコーゲンをじゅうぶん供給することが可能となる。このため、筋の持久的な作業能力を高めることになる。

 心臓が強くなる
 心臓は運動をすることによって壁が厚くなり、容積が増す。この結果、たくさんの血液を心臓から送り出すことができるようになる。

・ スポーツ心臓
 スポーツマンの鍛えられた心臓を“スポーツ心臓”という。心臓は大きいうえに安静時の脈拍数が少ない。また、いっぱんの人に比較して血液の輸送量が大きく、激しい運動に耐えることができる。

・ 心臓容積の比較
 心臓は、持久力を必要とするスポーツ選手ほど大きいのが特徴である。心臓容積の正常値は、762立方a(平均=以下同じ)である。短距離選手の場合は、782立方aで、一般の人とほとんど変わらない。ところが、中距離選手の場合は、977立方a、さらに長距離選手になると、995立方aと増えていく。

 肺活量が増大する
 運動は呼吸器に作用して肺活量をまし、最大換気量も増大する。このため、心臓の作用と相まって、多量の酸素を摂取することができるようになる。

・ いっぱんの人の最大限の酸素摂取量は、毎分2.5〜3gだが、持久力を要する分野のスポーツ選手は、毎分4g、またはそれ以上も酸素を摂取することができる。

 全身の新陳代謝を高める
 運動はエネルギーを消費し、血行を良くする。この結果、全身の新陳代謝を高める。

 太り過ぎへの効果
 運動不足、食事の過多で太り過ぎている人は運動をすることにっよって消費カロリーが増えるので、痩せてくる。

 痩せ過ぎへの効果
 食欲不振に悩み痩せている人は、運動によって食欲が増進するので太ってくる。

 関節の動きを良くする
 運動は、関節の可動性を増す。運動しないでいると全身の関節の動きが悪くなるが、運動を続けていれば、いつまでも柔軟な身体を保持していくことができる。

 運動神経の発達
 運動は複雑な身体の動きやタイミングを必要とするので、運動をすればするほど、すみやかに巧みに美しく動作を行なうことができるようになる。つまり運動神経の働きが高まる。

・ 「運動神経が発達している」というのは、情報をキャッチする感覚器(視覚・聴覚・平衡感覚・筋肉の動きを知る筋紡錘など)の働きが良いこと。情報を受け取り判断し運動を組み立てる大脳の働きが良いこと。また、反射的動作のタイミングが良いこと。この結果、身体全体として統一した動作ができることをいう。




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