スタミナ トレ−ニング

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筋肉のスタミナ


 スタミナとトレ−ニング

 スタミナは、トレーニングの積み重ねによって向上する。しかし、同時に、そのトレーニングには限界があることも知っておかなければならない。

 筋肉のスタミナをつけるトレーニング

 日常の中では、長時間一つの筋肉を使うようにする
 筋肉のスタミナづくりは日常生活の中でもできる。弱い筋肉をたえず反復して、できれば疲労するくらいまで使うようにする。現代人は特に脚筋が弱い。それには、1万歩運動のように歩くこと、また、ハイキング、登山などが効果的である。

 本格的なトレーニングの方法
 まず、筋力そのものを増すには「トレーニングの6原則」に従う。

 ウェート=トレーニングの場合は、やっと10回くらいできる程度に負荷をかけて反復練習する。やがて慣れてきたら、その負荷を少し強める。この段階を可能なところまで追い上げていく。

 筋の持久力そのものを増すには、数十回から数百回できる程度の比較的軽い負荷で、疲労するまで長時間トレーニングすることが必要である。

 肺、心臓のスタミナをつけるトレーニング

 日常生活の中では、比較的長いあいだ息のはずむような運動、仕事を行なうようにする
 たとえば、長距離走・自転車の遠乗りなどが効果的である。

 本格的なトレーニングの方法

 持続トレーニング・反復トレーニング・インターバル=トレーニングの三つがある。体力の個人差も考えなければいけないので、もちろん、スポーツ専門家の指導のもとに行なう。

 どこまで向上するか
 ふつうの人の最大酸素摂取量は、毎分2〜3gであるのに対し、スポーツ選手では3〜5gくらいまでに増加する。

 精神のスタミナをつけるトレーニング

 前頭葉の鍛錬にかかっている
 ふだんから仕事に大いに熱意を出し、頑張りぬく習慣をつける。これが大脳新皮質の前頭葉(意志の座)を鍛えることになる。

 温室育ちではスタミナ欠如になる
 大事にされ、過保護になっていると、意志が弱くスタミナがない。

 トレーニングの限界

 素質によって決まる
 ボート選手7人の1年半にわたるウェート=トレーニングで、握力の変化を調査した結果では、はじめから握力の最も小さかったものは、大きな伸びを見せたにもかかわらず、最後まで小さい。

 また、滴状心といって、水滴状の形をした小さい心臓の持ち主は、いかにトレーニングをしてもマラソン選手になることはできない。

 身体の部位によっても違う
 物を握る筋肉や咬筋は、日常生活の中で自然にトレーニングされているため、特にトレーニングをしてもそれほど発達しない。それに対して背筋や脚筋はトレーニングできわめてよく発達する。

 人間としての限界はおのずからある
 いかに素質が優れ、トレーニングの方法が良くても、人間はヒョウのように速く走ることはできない。熊のように強い力を発揮することもできない。




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