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 鼓膜の外傷

 原因
 原因には、直接外傷と間接外傷とがある。

@ 直接外傷
 たとえば耳かきで耳掃除をしていて、あやまって耳かきが奥深く入り、鼓膜を突き破ってしまう場合である。

A 間接外傷
 平手打ちや剣道の横面で手のひらや竹刀が耳の真上にあたり、外耳道内の気圧が突然急上昇して破れる場合と、高所から落ちたり、交通事故で頭を打ったときに頭の骨が一瞬ひどくゆがんだり折れたりしたときに、破れる場合とがある。

 症状
@ 耳内の異常感と難聴
 鼓膜の破れた瞬間はポンという音がし、急にひどい痛みがおこる。しばらくすると痛みも取れ耳内に異常感と軽い難聴が残るだけとなる。

・ふつう、血液が耳孔の外部まで流出することはない。
 
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A 血液が流出する
 頭部外傷で鼓膜が破れた場合は、外耳道にも傷ができて出血量が多く、耳孔から血液が流出する。

・さらさらした水溶液の淡赤の血液のときは頭蓋骨折で、脳膜も破れ脳脊髄液が血にまじっている場合であるから、非常に重症である。

 治療
@ 耳内気圧の急上昇による場合
 平手打ちなどで鼓膜が破れた時は決して耳内をいじってはならない。そのまま7〜10日間くらい経過を見て穿孔がなかなかふさがらない場合はプロタルゴールで濡らしたタンポンを穿孔部にあてて、穿孔閉鎖をはやめる処置を行なう。

A 器物による場合
 耳かきなどで鼓膜穿孔がおこった場合は、耳かきに先についていた細菌が中耳に入ったものと考えねばならない。中耳炎の発病を防止するために抗生物質を必ず投与する。

B 頭部外傷による場合
 入院して検査や早期の適宜な処置を受けなければならない。

・耳から血液が出ていたり、その血液に脳脊髄液がまじってサラサラしている場合は、脳外科の併設されている大病院に入院すべきである。
 
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