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 耳真菌症

@ 外耳道の深部や鼓膜の表面に真菌(カビや酵素の類)が寄生して、異常な表皮剥脱を起こす病気である。

A 西洋には少なく、カビの多い高温多湿の東南アジアや日本に非常に多い。

 症状
 外耳道の深部や鼓膜の表面の刺激でいろいろ症状が起きてくる。

@ 表皮剥脱が亢進する
 真菌の刺激によって、外耳道の奥や鼓膜の表面の表皮剥脱が異常に亢進し、パラパラのあかではなく厚く大きな膜状のものになる。

・皮膚は絶えず古い表面がむけてあかになり新しいものに変わっていく。これが表皮剥脱である。

A 耳閉感や難聴が起きる
 異常な表皮剥脱でできた膜状物が、外耳道の奥や鼓膜に付着しているため、耳のつまりや難聴が起きる。
 
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B かゆみや耳痛が起きる
 真菌の菌糸の一部が皮膚の表層に入り、その刺激でかゆみがおこる。刺激が強い場合には、かゆみを越えて痛みに変わる。

C 耳漏が出る
 真菌のなかには、皮膚の血管に作用して、液を分泌させる種類がある。

D 再発を繰り返す
 膜状物を取り除くと症状はほとんど消失したり軽くなったりする。しかし、皮膚になかに残っている菌糸や散乱している胞子から再び増殖が始まり、2〜3週間もすると同じ症状が起きてくる。

 治療
@ 検査
 真菌による症状であるかどうかを調べるため膜状物を検査する。

A 膜状物の完全除去
 膜状物をできるだけ完全に取り除き、そのあとオキシフルやアルコールで耳内をきれいにぬぐう。

B 耳浴で胞子や菌糸を殺す
 再発を防ぐために、耳内に残っている胞子や菌糸を5000倍醋酸フェニール水銀水で耳浴して殺す。

・耳浴とは、耳を上にして薬液を耳内いっぱいに流しこみ、10分間そのままの状態にしておく方法である。
 
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C 7〜10日で全治する
 毎日1回、耳内の清拭と耳浴を繰り返すと、7〜10日で全治し、再発しなくなる。
 

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