股関節 病気

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内反股、外反股とは


 股関節の病気

 股関節は、骨盤の外側面にあるくぼみ(髀臼)と、そのくぼみに適合する大腿骨の最上部である骨頭とでできている。大腿骨骨頭は深い髀臼の中におさまっていて、そのまわりの関節包は非常に強じんであるから、この部分の骨折や脱臼は比較的少ない。しかし、いちど障害が起きると、重大な結果をまねきかねない。

 <内反股・外反股>
 どんな病気か
@ 大腿骨の上端部である頚部は、大腿骨の骨幹部に対して内側に屈曲し、正常な大腿骨では、頚部と骨幹部とは125〜130度の角度をなしている。

A この角度は、いろいろな原因で増減する。いちじるしく小さくなって直角に近づいたものが内反股であり、いちじるしく大きくなって、頚部が垂直に近づいたものが外反股である。

 原因
@ 先天性のものもあるが、大部分は後天性のものである。

A 先天性股関節脱臼の治療中に発生する場合もある。

B くる病や特異体質のために、骨が弱くなって変形することがある。
 
C 小児麻痺のために、大腿骨に付着する筋肉の強さに不均衡を生じて、骨が変形することもある。

D 大腿骨頚部骨折が曲がったままなおったようなときにも発生することがある。

 症状
@ 幼児では、歩行が不安定でしばしばよろめき、疲れやすい。

A 変形性股関節症にかかりやすい。

 治療
@ X線写真で診断する。

A 原因となっている病気をなおすことが必要である。

B 幼児の内反股に対しては、また開かせる状態でギブス包帯を巻いたり、入院させて牽引を行なう。

C 外反股に対しては、大転子(大腿骨頚の基部にある外側の隆起)に付着する筋肉の力を強くするようにマッサージ体操を行なう。

D 内反股や外反股の高度なものには、手術的に骨切り術をして矯正する。
 



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