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青年期 壮年期


 青壮年期・更年期

<青壮年期・更年期>

 青年期(20歳直前から25〜30歳ころまで)壮年期(30歳ころから40歳ころまで)は、一生を通じ身体的に安定した時期で、その生理的機能はとくに目立った変化はない。この安定期を過ぎると、身体各部に老化現象の目立つ老年期がやってくる。この過渡期が更年期である。特に女性には心身を揺するいろいろな症状があらわれる。

 青年期

@ 成熟期の第一歩


 青年期は、第二次性徴が完成し、身体的に成熟した完全な成人へのスタートを切る。しかし、この時期にはなおわずかながらの発育がみられる。

● 身長は、思春期を過ぎても多少増加し、20歳ころに最高となるものもある。
● 骨の場合は、骨盤や顎骨、頬骨は25歳前後までさらに発育する。手首や足首の骨も20歳代にさらに太くなる。

A 身体の諸機能は最高

 体力を例にとっても、青年期にもっとも充実する目・耳・筋肉などの働きは20歳前半が最高である。

 壮年期

@ 男性はなお肉体的に安定期

 この時期は青年期同様、成熟期で身体各部に老化のきざしはあっても肉体的には安定している。一般的に肉体的病気は少なく、活動は旺盛で、かなりの無理をしても、暫時の休憩で疲労の回復がはかれる。

A 精神的にはストレスを受けやすい時期

 元来肉体的には安定していてもこの時期の社会生活は、なお下積みの場合が多く、その欲求不満、不安、あるいは職業的な無理などが、心身両面に影響を与えることがある。精神的にはなお未熟な点もあり、功をあせる傾向もいなめない。その結果、壮年期はストレスを受けやすい時期であるといえる。

B 女性は心身ともに不安定の時代


 女性の壮年期(中年婦人)は、男性と違って、精神と肉体がはなはだ不安定である。既婚、独身のいずれを問わず、中年婦人にはいろいろの自覚症状があらわれる。これは女性ホルモン、その他のホルモンが関係していると考えられるが、はっきり分かっていない。また、この時期特有の感情の高まりも関係している。

● そこで、壮年期という言葉は、主として男性に対して使われ、30歳前後から44〜45歳ころまでの女性は、中年婦人という言葉で呼ばれるのがふつうである。

● 自覚症状の主なものには、動悸・腹痛・頭痛・胃のもたれ・しびれなどがある。このため臓器ノイローゼとなり、ときには真のヒステリーを招く。

● 出産が原因で胃下垂、腎下垂など内臓下垂がおこりやすい。

● 月経の出血が重なり貧血をおこしやすい。
 
● もともと、婦人は感情的であるのに、この時期にはさらに感情の抑揚がおこりやすく、そのコントロールが難しい。

● 精神不安を伴いやすく、これら神経質の婦人は痩せる傾向があるのに、一群の婦人はいわゆる中年太りといって、減食してもますます体重が増していく。
 


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