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 乳幼児の健康

 乳児のかかりやすい病気

@ 乳児の8%が病気である


 厚生省の患者調査によれば、1日に乳児は100人につき約8人が通院または入院している。全患者のうち乳児の占める割合は2.3%だから、乳児の病気がいかに多いかが分かる。

A 風邪がもっとも多い

 病気の第1位は呼吸器系で、その内訳は風邪が大半を占めている。

B その他のおもな病気

 目・耳・下痢・腸炎などの消化器、皮膚の病気などが目立っている。


C 薬に強いウイルス


 抗生物質の発達によって感染症による死亡は激減したが、なお、風邪やおなかの病気が多いのは乳児保育上の大きな問題点である。これらの病気のなかには、ウイルス性と考えられるものがかなりあり、ウイルスに効果的な薬剤が少ない今日では、余病をふせぐための早期治療がかなめとなる。

 乳児の健康管理
 
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@ 呼吸器疾患の防止

 風邪にたいしては、乳児はなお抵抗力が弱いので人ごみのなかへの外出をさけ、気温の変化に応じて衣服を調節する。風邪から肺炎を併発することが多いので、医師による早期治療が大切である。

A 消化器疾患の防止

 下痢、胃腸炎などは、授乳、離乳食の与え方にも関係する。与え方は日々の発育状態によって違うので医師や保健婦による定期的な指導を受けるようにする。

B 先天奇形対策

 妊娠中の母体の健康管理で防止できることがある。また、先天奇形による新生児死亡にたいしては、小児外科の進歩で今後かなり防止できる見通しがある。

C 事故対策

 新生児は嚥下反射がじゅうぶんできないので、乳汁が気管内に吸入されがちである。ことに吐乳したときはその危険があるので、授乳は抱いて行なうのが安全である。

● 生後3か月ころまでは、口をおおった布団、乳房などをみずからはねのける動作がにぶい。睡眠時や添い寝の授乳のさいは注意する。

● 離乳期から3歳ころまでの食物は形を考え、とくに豆類は誤飲して気管を閉塞することがあるから与えてはいけない。

D 皮膚・目・耳の健康も

 乳児の発汗量は多いから、皮膚の清潔につとめる。目、耳の病気のときは、まず医師の診断を受ける。

 母乳栄養とするための3原則

@ 入院中もできるだけ母乳を


 病院など施設分娩では生後数日間は母子を別室にし、そのあいだに人工乳も与える。人工乳は吸いやすいので、それに慣れると母親の乳房からの授乳を嫌うことがある。帰宅してから混合栄養、人工栄養が多いのはこのためである。そこで、入院中、母親は母乳分泌の努力を続けるとともに、母乳を積極的に与える機会をつくることが必要である。
 
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A 粉ミルクの価値を過信しない

 母乳がもっとも自然で、栄養豊かであることを母親自身が認識しなければならない。

B 母乳量を増やす努力を

 母親は栄養と水分の摂取に心がける。授乳が不足しているかどうかは、乳児の体重測定で判断する。
 



 

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