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乳幼児 新生児



 

 乳幼児の内臓・運動機能

 心臓

@ 体重比は成人より大きい

 心臓は新生児では体重の120分の1、1年では200分の1、成人では250分の1である。

A 脈拍数も多い

 新生児は1分間120〜160、乳児は110〜140、幼児は100〜120、学童は90〜100、思春期は80〜90、成人では70〜75となる。


 胃・腸

@ いはずんぐり型からつり針型へ

 
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 新生児の胃は収縮しているときは太く短く、多少湾曲しているが、拡張するとほぼ円形になる。年齢が進むにつれて釣り針状になってくる。

● 嘔吐しやすいのは
 6か月以内の乳児では、胃底部の発達が少なく円柱状で垂直。噴門部(胃の入り口)の閉鎖も不完全なので嘔吐しやすい。

A 腸の身長比は成人に比し長い

 乳児の腸は身長の約7倍、幼児では6倍、成人になると4.5倍である。

 肝臓・腎臓

@ 肝臓の体重比も大


 肝臓も年齢が小さいほど体重の比率が大きい。新生児は体重の20分の1、成人では体重の50分の1である。


A 腎臓の機能は未完成

 腎臓も成人に比して大きいが、乳児では機能的に未完成で過剰の水分を摂取すると排泄しきれず、むくみのくることがある。

 運動機能と知能(脳)

 目覚めゆく大脳新皮質

 出生時の脳、脊髄、脳幹部、大脳の古い皮質で機能をいとなみ、人間としての精神活動をいとなむ大脳の新皮質はほとんど働いていない。だから、新生児のからだの動きは、基本的生命活動をささえる防御反射、姿勢反射、欲求や情動にもとづくものが主体である。

 脳重量の飛躍的発達とともに新皮質が幼児期から徐々に目覚めてくる。乳幼児期の運動機能、知能のおもな発達段階は次のとおりである。

● 5〜6か月
 差し出されたものをつかもうとする。膝の上に座ることができ、人みしりがはじまる。

● 11か月〜1年
 ひとり立ちし、はやい子は歩きはじめる。意味のあることばを二つ以上話せる。
 
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● 2年
 走っても倒れず、階段を上がり下がりし、積み木を6〜7個積み重ねる。本を1ページずつめくる。

● 3年
 階段を両足を交互に出して登れる。三輪車のペダルを踏む。ひとりで食事をし、歌が歌える。

● 4年
 階段を両足を交互に出して降りられる。家の外へお使いに行ける。顔をあらい歯を磨く。上、下、前、後、中、横など5つの位置が理解できる。

● 5年
 8秒以上片足で立てる。衣服を一人で着脱できる。いちどに3つくらいまでの命令なら実行できる。頭とからだをそなえた人の絵が描けるようになる。
 


 



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