中年の病気

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高齢者の病気


 中高年者の健康

 中年にかかりやすい病気

 30〜40歳代の中年は、社会生活からのストレスで病気を招きやすい。50歳以上の高年になると、老化とともに病気が忍び寄る。人生後半の実りの多い生活は、これらの病気から身体を守ることによって始めて保証される。

@ トップは胃・十二指腸疾患
 健康保険組合連合会による被保険者疾患調査では、30〜40歳代の病気の王者は胃・十二指腸の疾患で、特に30歳代は病気全体の13,51%を占めている。


A 風邪が2位

 10〜20歳代に比べればやや少ないが、30〜40歳代の病気の2位を占め、特に30歳代は病気全体の10%に近い。

B 目や神経系の病気も目立つ
 視器の疾患や、神経痛などの病気が30〜40歳代では病気の5位以内で多発している。

● 目は眼精疲労が多いとみられる。

● 神経系の病気とは違う分類に入るが、精神的作用からくることもある関節炎リウマチも中年に多い病気である。

C 下痢、腸炎も
 軽い胃腸病だが、30歳代で病気の5位、40歳代で7位となっている。
 
D ノイローゼも見逃せない
 30歳代で病気全体の1.45%、40歳代で1.32%と、罹患の割合こそ少ないが、各年代を通して見た場合には、中年期がもっとも多い。

E 芽生える高血圧症
 40歳代で病気の6位に進出しており、高年での多発の芽がすでにできている。

F 交通事故も多発
 不慮の事故は若年層に多く、年齢とともに減る傾向にあるが、30歳以後では、30歳代に最も多く、疾病全体の3.86%を占めている。その大部分は交通事故で、社会生活が多忙な同年代の健康上の問題として無視できない。

G 中年の病気の主因はストレス
 これらの中年に多発する病気の傾向をみると、典型的なサラリーマン病といわれるものが多く、社会生活での精神的ストレスを克服できない場合に発生している病気といえる。

● 特に、肉体的には安定期にある30歳代の壮年期に、胃・十二指腸疾患がトップを占めているなどは、ストレスによる自律神経の失調が胃腸障害を招く場合の代表的なケースとみられる。

 高年にかかりやすい病気

@ トップは高血圧
 50歳代以後はいずれの年代も高血圧が最も多い。特に60歳代では病気全体の20.9%も占めている。

● 同じ循環器系の病気として、動脈硬化も各年代を通じ60歳代に最も多い。

A 2位は胃・十二指腸疾患
 更年期でも多発している。とくに50歳代では病気全体の11.16%である。

B 神経系、視器の疾患も
 これらの病気も、中年期と同じように目立ち、いずれも病気の5位以内にある。

C 高年の病気は老化とからみあう

 高年では身体各部にわたっての老化現象が進んでおり、病気と老化がたがいに拍車をかけあいかねない。

● 高血圧や胃腸障害が多いのは、多年の社会生活での緊張からくるストレスに起因していることも多い。
 


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