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女性 更年期



 

 女性の更年期

 女性の更年期

 42〜44歳から始まり、52〜53歳で終わる。更年期はむしろ女性特有のもので、老化現象の一つである。

@ 月経の閉止

 月経開始から数えて360〜400回の月経があったのち閉止する。月経閉止は突然に起こらない。これに先立ち、月経異常のいろいろな症状があらわれる。

● 月経異常の症状には、月経不順、量の不足、不正出血などがある。

● これは、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(女性ホルモン)の量が減少し、また卵の発育が不良になって、しだいに性周期に狂いがおこるためである。


A 女性の中性化


 月経閉止になれば卵胞ホルモンは分泌されなくなる。ホルモンの立場から見れば、”第三の性”すなわち中性に移行する。

● ただし、人間には記憶と習慣があるので、更年期を過ぎてもすべて女性らしさを失うわけではない。
 
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B 更年期障害のあらわれ

 女性の更年期には、多かれ少なかれ更年期障害をともなう。更年期障害は月経閉止ののち1〜2年、年齢的には45〜48歳にあらわれることが多い。

● 更年期障害は40歳前後にあらわれることがある。これを早発性更年期障害という。
● いっぽう、50歳過ぎにあらわれることもある。これを晩発性更年期障害という。

C 更年期障害の症状

 いずれも自律神経の変調からくるもので、なかでも血管系にあらわれる症状がもっとも多い。

● 血管系の症状としては、のぼせ、熱感、腰から下の冷え、動悸、頭痛、肩こり、耳鳴り、高血圧などがみられる。

● 下腹痛、腰痛、四肢のしびれ感、関節痛や、発汗、口の渇き、頻尿もある。

● 消化器系の症状としては、悪心、嘔吐、食欲不振などがある。

● 更年期障害は、そのまま放置すれば1〜2年で自然になおるのがふつうである。

 更年期症状の原因

@ 卵胞ホルモンの減少


 更年期障害は、各種ホルモンのからみあいでおきるが、その第一は卵胞ホルモンの減少ないし廃絶である。

A 黄体ホルモンの増量

 卵胞ホルモンの減退時には黄体ホルモンが増量する。黄体ホルモンの増える妊娠時にも更年期症状とよく似た症状をおこすことから、黄体ホルモンも更年期症状をひき起こす一役を演じていると考えられている。

● 黄体ホルモンは、主として卵巣の黄体から分泌され、妊娠中子宮の発育成長の促進などを行なう。

B 下垂体からのホルモン増量
 
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 いっぽう、卵胞ホルモンの減少にともない、ホルモンの相互作用がおこって、下垂体前葉から性腺刺激ホルモンや副腎皮質ホルモンの分泌増加をきたす。

C ホルモン系の失調が自律神経に影響を与える

 このようにホルモン系のバランスの乱れがおこる結果、それが間脳の自律神経中枢に影響を与えて、その支配下にある血管運動神経など自律神経の緊張の失調をきたす。それによって、さきにあげたような更年期症状があらわれる。
 

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